(休校が続いている中高生の皆さんへのメッセージとさせて頂きます。) 今、できることは何か。そこで、提案したいことが、お料理に挑んでみること。 学校の5教科の勉強も大切だけど、料理・洗濯・掃除といった家事は、 生活に直結していて、勉強以上に価値あることもかもしれない。 意外と学校教育では、家事に関する事項は軽視されてしまっている。
この機会に、自分の生活を見直し、自分でできることは、自分で取り組んでみよう。 こちらも意外と、やれば、できるもの。 幸いに、この時代はネットというツールがあり、動画を通じて手軽に学ぶこともできる。 お料理ができれば、自分だけでなく家族みんなを助けることができる。 そこには、5教科の勉強では体験できない、大切なことが一杯詰まっているように思う。
まずは、家族みんなの食事を作るのではなく、自分で食べるものを目標としてみよう。 インスタント食品ではなく、自分で作ったものであれば、美味しいことはもちろん、体にも良いし、食費も節約できる。 そして、手早く簡単にできるものとして、まずは目玉焼きがおすすめである。 これで、フライパンの使い方とお手入れの基本が身に付く。 加えて、作って食べて終わるだけではなく、きちんとお手入れして片付けることまでがお料理である。 そこで、作り方とお手入れを以下の動画を参考にしてほしい。 使う道具は、極JAPANフライパン22cm
目玉焼きができたら、続いて、お弁当作りにもつながる、卵焼きを焼いてみよう。 これで、さらに火加減のことが分かってくる。 火加減がつかめたら、どの食材も焼くことができるようになる。 卵料理は、まず料理の入り口でもある。幸いに卵という食材は、良心的な価格で、お料理を練習するには相応しい。 そして、出汁、みりん、砂糖、塩など調味料のあるなし、その加減によって味わいも違ってくる。 自分の好きな味を求めてみよう。この作り方は、以下の動画を参考にしてほしい。 使う道具は、極JAPANたまご焼き小
そして、炒飯と焼きそばに挑戦してみよう。 これは、自分のお昼ご飯にもなり、わざわざ家族に作ってもらう必要がなくなる。 炒飯は、ごはんと卵さえあれば、具は冷蔵庫に残っているものでも十分。 焼そばも、肉と野菜を炒めて、蒸し麺を絡めるだけである。 これらは、少し多めに作って、他の家族にも食べてもらおう。 美味しいと言ってもらえると、生きる充実感も沸いてくる。 この作り方は、以下の動画を参考にしてほしい。 動画で使っている道具は、極JAPAN炒め鍋28cmだが、はじめて料理する人には扱いやすい炒め鍋26cm(2〜3人分)がおすすめ。
「DJスタイル 夏休みのお昼に焼きそばを作ってみる(動画)」
あわせて周辺道具が大切。 まずは、鉄製フライパンでは、予熱時に油返しをすることで、使い心地が良くなる。 そのため、油返しを習慣化するための道具である ステンレス寸胴型ミルクポットを コンロ脇に置いておくこと。 そして、目玉焼きを取り出したり、炒め物を攪拌するためには、 オリーブの木のターナー穴なし。 加えて、たまご焼きでは、 ちゅうぼうこもの取り箸天削。これらで快適に調理ができる。 お手入れの道具として、 FR・棕櫚フライパン洗いで磨いてもらい、 FRレンジクロスを濡らして拭き取る。 お手入れは重要であり、明日の料理が美味しくなる。
誰かに頼らずとも、自分で自分のお腹を満たすことができる。 また、自分の五感をフルに活用できて、思考を働かせることができる。 それを通じて、自分で考えることのできる、自立した人間になって行ける。 加えて、お料理をする苦労を知ることで、感謝も自然と生まれてくる。 心から「ごちそうさま。」が言える。それが人間としての成長だろう。 その意味で、この時期を成長するチャンスととらえて、お料理に挑んでみることをおすすめしたい。
そこで、調理の仕方をもう少し勉強してみたくなったら、 「料理のきほん 食の常識」をおすすめする。 また、以前お料理のことを若い人向けに語った動画があるので、以下も参考にしてほしい。 お料理に取り組む姿勢が少し理解できるだろう。 さて、具体的には、これまでのことを参考に道具と食材を準備してみよう。 必要なものを紙に書き出してみると良い。すると、自然に手は動き始める。さあ、お料理に挑んでみよう!