お料理は食材を切ることから始まります。 その時に、まず必要な道具が、包丁とまな板です。 そこで、美味しく調理ができて、しかも末永くご愛用いただける道具をセレクトしてみました。 また、良い道具を使うことで、その後の道具選びの目安、 標準(スタンダード)ともなりうるものを選び、加えて使いこなしにつながる周辺道具をご提案いたします。 その時、重要なのは、やはりお手入れです。お手入れが良ければ、道具は生き生きと仕事をしてくれます。
包丁は、グローバルイスト万能2点セットをおすすめします。 万能19cmは、野菜にお肉にお魚に、すべての食材をこなしてくれます。 少々長さがあることで、大きなものも切りやすい。また、小型15cmとのコンビでの使い方がおすすめで、 小さめのものはこちらで切るので、その点でもやや大きめのものが相応しくなります。 小型15cmがあれば、気軽にちょっとした使い方もできて、お手入れも楽になります。 この二つを使い分けることで、食材をきちんと丁寧に切ることができます。
使い終わった後は、汚れを落として、よく拭き取っていただきます。 汚れは、事前に棕櫚束子 スタンダード型(特小)で磨いて落とします。 棕櫚素材なら優しいので、傷もつきにくく汚れのみを落としてくれます。 拭き取るときには、FR・パイルクロスを濡らして使って頂くと便利です。 作業中も、こちらでさっと拭き上げるだけで、次の食材に臭い移りがなくなります。 快適に拭き上げることができるので、包丁とセットでお役立て下さい。
良い包丁でも、必ず摩耗して切れなくなります。 そこで、包丁の切れ味に違和感を覚えたら、その時に、グローバルイスト専用シャープナーで研いで頂きます。 こちらなら水をいれて、2カ所それぞれに前後10往復させるだけで刃が付き、気軽に研ぎができます。 比較的場所もとらず重宝です。なお、グローバルならメーカーに宅配便で送付して、研いでもらうことも可能です。 2年に一度でも送付されると良いでしょう。 その節は、こちらのページも参照下さい。
まな板は、包丁を生かす、包丁の刃当たりがよくて、包丁の刃を傷めない木製のものをおすすめします。 木製で、3cmほどの厚みがあると、振動を減らして安定感があるのでリズミカルに快適に切ることもできます。 そこで、木曽ひのきまな板おんたけさんをおすすめします。 このサイズが一般的な家庭用の台所では、場所を取らずおすすめです。 なお、広々とした作業空間が欲しい時は、その上のサイズ木曽ひのきまな板ねんりんをお選び下さい。
そして、木製まな板は、使い初めに濡らすと保護膜ができて、臭いや色がつきにくくなります。 そこで、包丁のお手入れと同様で、FR・パイルクロスを濡らして拭き上げてから作業に入ると良いです。 また違った食材を続けて切る上でも、FR・パイルクロスで包丁とまな板をさっと拭き上げてから使うと良いです。 使用後は、棕櫚束子スタンダード型(特小)で磨いて水洗い頂きます。 最後にFR・パイルクロスで拭きとります。包丁とまな板は、拭くことが大切です。
今回は、メンテナンスの道具、お手入れの道具の価値もお伝えして参りました。 改めて、包丁とまな板も、きちんとお手入れをしてこそ、毎日快適に使えることにつながって参ります。 まずは、このセットをお役立て頂き、これを目安として、さらに自分に相応しい道具を 求めて頂ければと思います。その初めの一歩の包丁とまな板、そしてメンテナンスの道具です。