テーマ「 環境にやさしい道具選び 」
深まる秋を堪能したい!食卓を秋色ブラウンでコーディネイト。
わたしたちの道具選びの眼はいつも「長く使えるいい道具」。
いい道具選びとは、環境への思いやりに通じていることも日々お伝えしたいと思っていますが、
今月はそんな目線でのウィンドウです。
ステンレスや鉄製品は、使い捨てでなく長く使えることで環境の負担を減らすことができ、リサイクルもできる素材。
木製品は森林保全になり、そして心身への癒し効果も与えてくれます。
それでは、ピックアップしたアイテムのご紹介をしてまいります。
【 鉄素材を環境から考える 】
鉄はエコ素材。鉄は何度でも生まれ変わる特性を持ち、磁石にもくっつくため分別も簡単。
よって、作るエネルギーが他の素材に比べて少ないので環境にやさしいのです。
【 木製品を環境から考える】
「木を使うことで森を守れます」
日本にはたくさんの森がありますが、
健全な森を維持するためには、育てる、伐る、使う、植える、この循環が森を守ります。
森は放っておけば豊かになると思われがちですが、
適度な間引きをして光や風を入れることで森の健康が保たれます。
木は二酸化炭素も吸収し、
生産や加工時のエネルギー消費も少なく、廃棄時に環境負荷も少ない、優れた環境にやさしい素材です。
【 ステンレス製品を環境から考える】
ステンレスは丈夫で長く使えるため、廃棄することがとても少ない素材です。
そして、リサイクルも可能で、品質を失うことなく別の形に生まれ変われて、繰り返し使えます。
また、錆びにくくお手入れもしやすく、清潔を保てることでも環境にやさしい素材と言えます。
【 リネンを環境から考える 】
リネンの原料である亜麻(フラックス)は青紫色の花を咲かせ、リネンに紡ぐ以外にも多くの使い道がある持続可能な植物。
栽培時には、水を使う量が少なく、農薬や化学肥料もほとんど使いません。
リネン生地になると、さらに環境への良さが生まれます。
生分解性(自然の中で分解されて土に戻ることができる性質)を持つことで廃棄物が少なく、使用後も生態系へのダメージも少なくすみます。
丈夫で長く使えることも環境へのやさしさにつながっています。
【ディスプレイを終えて、、、】
思いもよらない自然災害が多発する昨今、
自分たちができる環境への負担を減らす工夫は、台所まわりにもたくさんあります。
道具選びもそのひとつ。そんな視点のお買物がこれからはより必要となっていくことと思います。
晩秋11月。少し前まで夏だったのに、もう冬の準備だなんてと、季節の移ろいに戸惑うことも。
そんな時は少し立ち止まって、深呼吸。
日々の食卓が家族や自分をリラックスした気持ちにさせてくれます。
小さな変化を取り入れて、テーブルに秋色をひとつ、メニューに旬の食材をひと皿。
季節が体に入ることはとても健全なこと。
お料理しながら秋の終わりを感じましょう。
次回12月のウィンドウは11月末頃を予定しております。





































































