第5回目は、末永く使えて錆びにくい鉄素材「極シリーズ」から板の厚みがある 「リバーライト・極鉄 厚板フライパン26cm」! 厚板で重くはなりますが、表面をこんがりと、内面をジューシーに焼き上げることができます!
フライパン倶楽部看板商品、錆びにくい鉄素材「極シリーズ」より「厚板フライパン」登場です! 板の厚みがフライパンの倍の厚み!もちろん、重さはありますが、この厚みが美味しさの秘密です。
お手入れも手軽にできます。 普段は、フライパンが温かいうちにササラやたわしを使ってぬるま湯で洗うだけで大丈夫。 汚れがひどい場合は、たわしでゴシゴシ磨けば元通りに。消耗品ではありません。 使うほどに油が馴染んで使いやすさが増していきます。上手に使えば次の代への受け継がれる道具です。
板の厚みがあるから、一旦温まれば温度の調整もしやすくきれいに焼くことができます。 厚みのある食材にもしっかり熱を通せるので、美味しく仕上がります。 我が家ではハンバーグに欠かせないフライパンです。
フライパンンの底面積が広いので、一度にたくさんを調理できる形です。 「入門おすすめ道具3,餃子は極 厚板フライパン」では厚板フライパンの使い方をより詳細に説明させていただいておりますので、 こちらのページもぜひチェックしてみてください!
予熱をしっかりして、一旦温まれば、弱火で調理できるので、省エネにも貢献します。 フッ素加工のフライパンに慣れている方は、火加減が強すぎてしまう傾向にあります。ぜひ火加減をマスターしてください。
鉄のフライパンをはじめてお使いになる方も安心。メーカーの丁寧な取扱説明書が付いています。 この取説は保管して、お使いになる前にぜひ熟読してくださいね。
私はフライパンはずっと鉄製品を使っており、比較の材料になるだろうその他の素材のことがまったく分からなかったので、こんな自分にモニターが務まるのだろうか、と当初不安になったのですが、とりあえずは自分が今まで使ってきた、南部鉄器の鋳鉄フライパンと鉄エンボスフライパンとの使用感を比較してみようと思いました。
そのために、まず始めに手持ちのものについて改めて調べ直してみました。それで気づいたことは、今まで2種類の鉄フライパンを使っていたけれど、単に大きさの違いくらいしか考えていなかった、つまり今まで漫然と鉄製の良さを感じて、その恩恵は受けていたものの特長を生かした使い方を全然してこなかったということと、正しい手入れ方法をまったくしてこなかったということでした。 正しい使い方、手入れをしていないものを比較の材料にすることはできません。 そういったことを踏まえた上で、ゼロからのスタートを切ることにしました。(前置きが長くてすみません)
最初に焼いてみたのはお好み焼きです。 丁寧に油返しをしてから生地を流します。流したそばから生地がフライパンの上で弾むというかすべるような感触が柄を通して伝わってきます。 揺すると生地が動くくらいの離れの良さで驚きました。 豚肉の部分が少しこびりつきましたがお湯を沸かしてタワシでこするだけできれいに取れました。
その後、魚、パンケーキ、目玉焼き、牛肉ステーキ、鶏の照り焼き、豚の西京漬け焼き、ポークステーキと、いろんなものを焼いてみました。 パンケーキの焼け方はかなり好きな感じで、今までは大体1枚目は焼きムラが出るのですが、最初からきれいにムラなく焼け、表面がカリッとしていて中がふんわりと仕上がりました。生地の離れがよく、フライパンがまったく汚れません。
牛肉のステーキは、たまたま見たレシピ本の指示通り強めの中火で焼いたら、焦げました。本などの指示より弱めの火加減で十分なのかもしれません。いろいろ焼いているうちに、最初に焼いたお好み焼きの時より汚れ落ちがさらに簡単になってきたのを感じました。 極フライパンを使い始めてから、使ったらフライパンが熱いうちに洗うようになりました。 これは自分にとって、大きな変化です。
鶏の照り焼きは今までは最強火で焦げ目をつけていたのですが、牛肉ステーキの時のことを考え、弱火で焼いてみました。油返しをしてよく温まっているフライパンの上に肉を置いた途端、肉が浮いてくる、いえ、フライパンの上で小さく踊っているような、フライパンと肉との間に空間があるような手応えを感じました。ヘラを入れてみると予想通りに食材が即離れ、そのまま軽く揺するとフライパンの上を滑り動きました。すごい!
先ほども書いたように、使用後はすぐに洗うことの大切さを実感していましたが、毎日使っている中で、すぐに洗えない時も出てきました。 汚れたまますっかり冷え切ってしまったフライパンを眺め、悲しい気持ちにすらなりました。 でも、この時こそが極フライパンの手入れのしやすさが際立って感じられた時でした。 圧倒的に手入れがしやすいのです。 手持ちの鋳鉄や鉄エンボスにはない表面の滑らかさがあります。つるりとしているのでその分焦げつきも汚れもよくわかり、きれいに落とすことができ清潔で、状態よく保てると思います。 水気はきちんと取っているのもあるかもしれませんが、今のところサビとは無縁です。水餃子を茹でるのに使ったりもしましたが問題ありませんでした。
モニターのシメは絶対にハンバーグと決めていました。 なぜなら私はフライパンでハンバーグを焼くのがずっと苦手だったからです。いつもすぐに黒焦げにしてしまうのに中まで火が通らず、苦手意識からここ数年ハンバーグは表面をフライパンで焼いた後オーブンで仕上げていました。 油返しをして十分にフライパンを温め、気をつけて弱火で焼き始めました。いつもならどうかな?と思った時には焦げすぎているところですが、今回はちょうどいい焦げ目がついていました!今までは火が強すぎたのかもしれません。極フライパンを使い始めてから、フライパンは食材を入れる前にしっかり温めることの大切さを学び、弱火できちんと香ばしい適度な焦げ目はつけられるという信頼感のようなものを持つようになったおかげだと思います。ハンバーグ種の半分は鍋ごとオーブンに入れる煮込みハンバーグにしたのですが、食感が全然ちがいました。明らかに、フライパンで焼いた方が外側がカリッとしていて香ばしい。中はふわっと柔らかくジューシーでした。
以上が大体の感想ですが、上に書いていない炒め物をした時のことも少し触れて終わりにさせていただこうと思います。 私が雑なのもあると思いますが、チャーハンやちょっとした炒め物をする時、いつもよりこぼれやすく感じました。このフライパンは、焼き物に特化したフライパンなんだな、と実感しました。そういう使い分けをするための形の違いなのだと思います。極シリーズで炒め物がしやすい形のものもあるとのことなので、用途に合ったものを揃えたくなりました。
数ヶ月前、自分できちんと選んだでお鍋を買ってから、道具の選び方や使い方を改めて考えるようになり、そんな時のモニター当選でした。 なんとなくでやっていてもそれなりに料理の腕は上がるし、日々の生活はそれでも通っていけるとは思いますが、それぞれの料理に適した道具を正しく使うと、さらにそこから一歩先のステージに行けるんだと実感しています。 まだまだ深めていくべきことがたくさんあってワクワクしております!
実際に調理されているお写真をお送りいただきました。きれいな焦げ目がついたハンバーグ!美味しそうです♪
スタッフより:
違ったフライパンを使うことで、それぞれのメリット、デメリットが分かって参りますね。
そこを意識的に考えて頂けたことが、お料理上手への道だと思いました。
厚みがあるフライパンを使うことで、良く予熱したら、その後は弱火で適温を保てる感覚を掴んで頂けたと思います。
それは、今までお使いの鋳鉄フライパンも同様ですので、使いこなしにつながって行くことでしょう。
エンボスのフライパンは、多分厚みがないので、火加減の感覚が若干違ってくると思います。
また、鉄の鍋肌の違いをご指摘いただきありがとうございます。鋳鉄とエンボスは凸凹した感じであり、極JAPANはつるつるの鍋肌ですね。
こびり付きに関しては、むらなく適温にして頂くことがより重要とも言えて、お手入れの面では、つるつるの鍋肌が有効かもしれません。
極JAPANをやや贔屓目に書いて下さった印象があり恐縮でしたが、今後とも上手に使い分けて、
ますますお料理を楽しまれて下さい。
我が家は5人家族です。育ち盛りの子ども3人は、食べる量が年々増えて、毎日の、食事作りに奮闘中です。 皆が大好きなハンバーグを焼くときは、2つのコンロで極フライパン26cmと極フライパン炒め鍋30cmとで同時に料理しておりました。充分美味しい焼き上がりで満足はしておりましたが、底面の広さ、その厚みで、より美味しく焼ける厚板フライパンがずっと気になっておりました この度のモニター参加が叶いまして、極フライパン26cmと 厚板フライパン26cmを並べて同時に料理をしてみました。
ひとことで言うと、厚板は、やはり焼くを極めるためのフライパンであるという感想です。
目一杯入れると通常のものでは立ち上がりの縁の部分にかかるところは油返しをしてもどうしても焼きムラが出やすかったのですが、 厚板は直径が同じでも約4センチ底面が広いため、平らに余裕をもって並べられ均一にいい焼き色がつきます。 スペースに余裕があるので、ひっくり返すときにもフライ返しが差し込みやすく、きれいな形のまま仕上がりました。
出来上がりを比べると、厚板のほうがよりふっくらと厚みにボリュームのあるハンバーグになりました
食卓に出してみましたら、通常の極フライパンで焼いたものも、 家族は美味しいの声をあげておかわりしていましたので、鉄で焼き上げる効果についてはどちらも優秀であると感じました。 ただ、厚板のほうが焼きにこだわる部分で 専門性が高いということは、その仕上がりを見て、 食べて、はっきりとわかりました。 しかし厚板はその重みがデメリットであるとされています。 油返しはこちらで購入したミルクポットを使っていますが、径が小さめなので狙いを定めるには片手では不安でした。
確かに通常の極の方がはるかに扱いやすく、毎日の料理には手にとりやすい気安さがありますので、 オールマイティーな基本の1本目のフライパンかと思います。 厚板は扱いやすさ優先の方には向かないかもしれません。 2本目3本目のフライパンがほしい、1度に大量に焼く作業がしたい、 美味しさを更に追求したい方にはぜひお薦めしたいです。料理を義務的な日課だけではなく 意識してさらに極めることで、楽しく美味しいものにする手助けをしてくれる気がします。 きっとそのメリットは重さのデメリットを上回るかと思います。
今回改めてフライパン倶楽部さんのホームページを読み返しながら、 その解説やアドバイスの的確さ、真摯な熱い想いを、道具を目の前にして納得いたしました。 インターネットでの買い物は手に取れないだけに不安もついてまわるものですが、 こちらで出会う道具は毎日を支えてくれる相方として活躍してくれると確信しました。 これが、今回一番の収穫でした。またホームページに寄らせていただきます。 ありがとうございました。
実際に調理されているお写真をお送りいただきました。
数年間ご愛用の「極フライパン26p」と比較していただきました!
とても分かりやすいですね。
厚板は食材がゆったりと。焦げ目の付き方も参考になりますね!
こちらも美味しそ〜。
スタッフより:
二つを比較して頂きありがとうございます。的確なレポートで恐縮でございます。
板が厚い事の特徴を分かりやすくお知らせ頂きました。
他のユーザー様が、どちらを選んだら良いのか迷った時にも、良き指針となりそうです。
お写真もあると、分かりやすくなりますね。ありがとうございます。
どんな商品も、良いところばかりではなく、デメリットもあります。 それを抑えた上で、ご自分に相応しい道具が何であるのかを、ご自身で考えて頂くことが重要だと思います。 なお、あくまで、板厚フライパンに関しては、予熱・火加減・火にかける時間などを掴んで頂いた、 使いこなして下さっている前提でのレポートでしたので、誰もが同じような結果に至るものではありません。 その点を注意して頂く必要があると思います。しかし、決して難しいことではないと思います。 加えて、厚板フライパンは奥が深くて、さらに腕を磨いて頂くことで、 もっと美味しさを極めて行ける余地があるように思います。 今回を機に、さらに試行錯誤を繰り返しながら、お料理を楽しまれて下さい。