木のまな板をメインで使うようになり、その心地よさを実感しています。
これまでも木製のまな板を使っていましたが、手が伸びるのは気軽さ優先のまな板でした。
しかしある時から、包丁の音が気になったり、腕が疲れたり、、、。
年齢かしら?とも思いましたが、目まぐるしい時代の空気感に少し疲れてしまったかもと思っていました。
そんな時に、良きご縁で出会ったのが岐阜県でイチョウのまな板作りをされているウッドペッカーさん。
丁寧な作りのまな板に惹かれたのはもちろん、まな板作りに対する熱量に心動かされ
「ここのまな板を本格的に使いたい!」と思い、
【イチョウのまな板・まんまる】を即決して我が家にお迎えしました。
【愛用品】ウッドペッカー・まんまる、 棕櫚のたわし・むすび、 FRドビー織りふきん(濡らして使う木のまな板はサッと拭ける布巾があると便利)
イチョウのまな板は気になっていたことを簡単に解消してくれました。
包丁の音がやさしく、刃の当たりもいいので肩に負担が少なく腕が疲れにくい。
包丁使いがリズミカルになり、包丁作業はこんなに心地よいものだったのね、と。
お疲れ気味のカラダに癒しの効果!
今までは、木のまな板はお手入れが大変、バタバタ家事の私には使いこなせないだろうと思っていました。
でも、いざ使ってみると、心地良さが優先され「使うために何を心がければいいのだろう」という意識の変化が生まれました。
そして、少しのことを気にかければ大丈夫ということが分かりました。
「使った後は、しっかり水洗い(汚れが気になる時は洗剤で)」(棕櫚の束子が最適)。
「きちんと水分を取って乾かす」(ウッドペッカーのまな板スタンドが超おすすめ、置き場所大事です)。
ちょっとした心がけ、一連の簡単な動作を身に付けるのが使いこなす秘訣。
使う前は「濡らす」(このひと手間で色移り、ニオイ移りが軽減) → 使ったら早めに「洗う」→ 「拭く(側面も気にして拭くとよいですよ)」→「乾かす」。
ウッドペッカー・まな板スタンド2枚用:空間のある底部で風通しがよく、軽くてコンパクト。
また、「削り直し」て長く使えるのも魅力です。 少し厚みがあるのは安定感や木のゆがみを減らすこともありますが、 削り直しするための厚みでもあるのです。(参考:ウッドペッカーの2.5cm厚なら2〜3回削り直し可能) 木のまな板は使い込んでいくと多少のキズや黒ずみができたりと変化してまいりますが、 こうして道具を大切に扱うことで愛着のある道具に育ち、 いつしか自分の相棒のような存在に。
そして、木のまな板は包丁の刃にもやさしく包丁が長持ちします。 特にイチョウは木質がやわらかく刃当たりがソフト。 人にも道具にもやさしいことに改めて気づきました。 少しのお世話は必要だけれど、大切なことを気づかせてくれるのが"木のまな板"なのかもしれません。
グローバル・ペティ13cm、 コンテ・薬味トング150、 野田琺瑯・ホワイトバット、 イワキ耐熱ガラス容器
今回は、まな板ひとつでお料理の向き合い方がこんなに変わるんだ!
そんな発見がうれしくて、その気持ちを久しぶりに文章にしてみました。
日々使うまな板が心地よいものであれば、お料理するたびに気持ちのリセットもできて一石二鳥。
私にとっては"気持ちを立て直すための道具"とも言えそうです。
まな板をお探しの方はぜひ木製のまな板にも気軽に目を向けてみてくださいね。【まな板一覧】
※【追記】こうして木のまな板にハマりまして、ウッドペッカーさんにフライパン倶楽部のオリジナルサイズを作っていただきました!
シンプルで美しい長方形、「FRイチョウのまな板」です。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。