ビタミンB1を含む豚肉は、夏バテ防止になることをご紹介しました。
また、「茹でる・煮る」よりも「炒める・揚げる」方が、水溶性のビタミンB1は保たれやすく、
先日トンカツをおすすめしました。
加えて、玉ねぎやニンニク、およびニラなどと一緒に摂取するとビタミンB1が吸収されやすくなります。
そこで、豚丼と言いますか、豚肉と玉ねぎを炒めて、それをご飯の上に載せてどんぶりとして頂くことをおすすめします。
その時、鉄製のフライパンセットをおすすめいたします。
豚丼つくりには、さびにくい鉄製の極JAPANフライパン26cmに周辺道具を加えたスタンダードセット2020で美味しく調理できます。
暑い時期は、ついつい喉ごしの良い麺類などの炭水化物が多くなり、
冷たいビールや冷菓などの糖分を摂取しがちとなります。
そのため、そこにビタミンB1が不足すると、これらの糖質がエネルギーに換わらず、疲れやすくなってしまいます。
しかも、ビタミンB1は水に溶けやすく汗とともに排出されるため不足しがちになります。
なお、このビタミンB1の欠乏症が脚気(かっけ)です。
戦前は結核と並んで恐れられた国民病でしたが、ぬか漬けが脚気予防の道を開きました。
玄米の殻である糠(ぬか)に、ビタミンB1が含まれていたからです。
そのため、この時期に、ぬか漬けを食べることも理があるのです。
加えて、玄米も見直して下さい。こちらのページでまとめています。
また、暑い時期の土用の丑の日には、ウナギを食べる習慣があります。
この由来は、江戸時代の発明家でもあった平賀源内の発案とも言われますが、その洞察は優れていました。
やはり、このウナギにも、ビタミンB1が多く含まれていたのです。
改めて今日も先人たちにならい、サプリや栄養ドリンクだけではなく、自分の手で作るお料理から摂取することをおすすめいたします。