今回のDJスタイルはジュニア版 「親子で料理に挑戦!」
コロナウィルスの影響で家時間が増える今年の春。
踏ん張り時ですが、ポジティブに考えれば、家時間を存分に味わえる時でもあります。
健康維持には毎日のお料理が欠かせません。
そこで、親子で料理タイム!
お料理の基本「お味噌汁」と「卵焼き」を親子でマスターしてみませんか?
・お味噌汁は出汁取りから。「出汁取り鍋」で出汁を取って、そのままお汁を作りましょう。
・卵焼きは「極の鉄製卵焼き器」でふっくら美味しい卵焼きを目指してみましょう。
素敵な方からいただいた言葉 、「ピンチはチャンス」。辛い時こそ新しいものが生まれてくる時と信じて、できる事を少しずつ、前を向いて楽しみながら、、、自分にも言い聞かせています!
今回は「極たまご焼き器」と
「出汁取り鍋」を各1組(親子)の方にモニタープレゼントいたします!以下の動画もご参考に。
【動画でご案内】 「極・鉄 たまご焼き(小)」でたまご焼きを焼いています。予熱したら、卵を注ぎ入れて巻きます。 その巻いた卵を一旦上に移動させて、空いたところに卵を注ぎ入れます。 同じ動作を繰り替えして出来上がり。巻きの回数はお好みで。
【動画でご案内】
新潟燕のだしとり鍋を使って出汁を取ります。
(※基本の普段だしの取り方です)
1.昆布の汚れを濡れ布巾でふくか、水でさっと洗っておく。
鍋にバスケットをセットし、水、昆布を入れて火にかける。
2.15分ほどかけて沸騰するくらいの中火の火加減でゆっくり加熱する。
3.沸騰直前に火を止め、削り節を入れ、そのまま1分程度置く。バスケットを引き上げ菜箸でだしがらをよく絞る。
※「だしとり鍋」の付属のレシピとほぼ同じ流れで出汁を取りました。
材料の分量や煮出す時間はお好みで調整してください。
吸い物などの本格お出汁を取る時は、鰹節の量を増やして、だしがらを絞らずに。
新潟燕のIHだしとり鍋のモニターに当選したとの連絡をいただき、正直びっくりしました。なぜなら今回の企画は「親子で料理に挑戦!」で、私の子供は高校生男子。私の予想ではもっと小さなお子さんとの親子料理を想定しての企画だと思いながらの応募だったからです。
そんなわけで思いがけず当選の連絡を受けた私はウキウキで鍋の到着を待ちました。
そして翌日届いたダンボール箱をいざオープン! そこには想像していたよりも小ぶりな鍋が収められていました。
ワクワクしながら早速取り出してみると、それは鏡面が美しく滑らかで、蓋がドーム型なためかどこか柔らかさを感じるフォルム、そしてずっしり重く安定感があり丁寧でしっかりとした作りであることが感じられる鍋で、私は一目で気に入りました。
バスケットは細かいメッシュでもちろん鍋にぴったり収まるサイズ、蓋は鍋にバスケットを重ねた状態で蓋できるように成型されていてあ、そうか〜なるほどね〜と眺めました。
それから個人的には、鍋の取っ手の「ThreeSnow」の刻印が可愛くて気に入ってます。
メーカーさんのロゴです!刻印がかわいいと嬉しくなりますね♪(by フライパン倶楽部)
こんな素敵な鍋を手にしたら、早速だしとりをしてみたくなりました。そんなわけで、息子に声をかけLet's try!
鍋に付属のだしレシピを参考に、水1200CCを入れ昆布を入れ火にかけます。 鍋の内側にメモリがあるのでわざわざ計量カップ等を使わなくてもいいので楽ちん。
息子さんの出汁取りスタート!(by フライパン倶楽部)
そして沸騰するのを待つ間に味噌汁の具の準備をします。
準備万端!息子さん、手際が良さそうですね!(by フライパン倶楽部)
15分ほどして鍋が沸々としてきたら昆布を取り出して(下写真A)、沸騰直前で火を止めます。
そして、削り節を入れて1分ほど待ちます(下写真B)。
(by フライパン倶楽部)
1分程したらバスケットを引き上げ(下写真C)、菜箸でだしがらをよく絞ります。
こうして無事にだしとり完了!(下写真D) 出来上がりは、1100cc弱といったところでしょうか。
(by フライパン倶楽部)
続いて味噌汁作りに入ります。
1100ccでは少々量が多いので半量程を鍋に取り分け、そこに用意した具を入れます。
(by フライパン倶楽部)
豆腐が温まったら、味噌を溶き入れ、ねぎを加えます。
はい、出来上がり!
自分でだしとりをした味噌汁を飲んだ息子は、ワインのテイスティングのように味わい、「うまい!」と大変喜んでいました。
そして残っただし汁は、いったん保存容器に。注ぎ口があるので移しやすく液だれもしません。
その後この出汁を何に使ったかというと、実はお好み焼きなんです。 いつも顆粒だしで済ませていたのですが、こうしてストックしておけばいつでも安心安全でおいしくて塩分の摂りすぎの心配もない出汁で料理できるんだな〜と改めて感じました。
また、だしを取るときに漂うやさしい香りは温かい家庭の香りだと感じます。将来子供達が独立した後も、どこかでこの香りか嗅いだらふと懐かしく思い出す幸せの香り。例えそれが自己満足だとしても、そんな思いを持って日々キッチンに立てることはそれ自体が幸せなことだとも感じました。
ところで、その後も勿論息子と私の出汁とり生活は続いていて、昆布の種類を変えたり、いろいろなメーカーのかつお節を買ってきて、昆布と鰹節の組み合わせを変えて出汁をとり飲み比べるということをしています。
そしてとうとう、私の実家からかつ節削り器を借りてきて、削ってみることに。
すばらしいです、本格的!削りたての鰹節の香りは気持ちまでもやわらかくしてくれますね。(by フライパン倶楽部)
インターネットで検索しながら、挑戦してみましたが御覧の通りなかなかうまく削れません。コロナが収束したら母にきちんと削り方を教えてもらおうと思いますが、 こんなでも、削っただけで部屋に鰹節のいい香りが広がり、これでとった出汁は手をかけた分だけおいしく感じました。
ちなみに、うどんつゆにしたのですが、本当に風味豊かで美味しい出汁なので調味料は少なくても満足のいく味になりました。
そして、最後に子どもたち二人で作ってくれた煮干しだしの味噌汁を紹介したいと思います。
鍋に水、昆布、煮干しを入れて30分程おいておきます。 30分経ったら火にかけて、沸騰したら弱火にし、
アクがでてきたら取り除きながら7〜8分煮て
バスケットを引き上げます。これでだしとり完了!簡単です。
煮干しだしはいつも水出しだったのですが、煮出すとやはりふわ〜っと香りますね。
あとは、用意しておいた具を使って
はい、出来上がり!
わぁ、美味しそう!お出汁の優しいお味、お子さん達のやさしい気持ちが伝わってくるようです。 (byフライパン倶楽部)
最初小ぶりに感じた鍋ですが、容量2Lと十分ですし、使い出すとこのサイズが本当にいいんです。3口コンロの後ろコンロに置いておいても邪魔にならないこのサイズであることも、だしとりが苦でなくなる理由の一つだと感じます。
私はきちんと手入れされ、使い込まれた道具が大好きです。 ステンレス鍋は一生ものです。使っていくうちに鏡面のピカピカは保てないかもしれませんが、それもまた味があっていいものです。
この度は、鍋のプレゼントを本当にありがとうございました。 今回の企画のおかげで親子での共通の時間を持ち楽しむことができています。
日々の暮らしの中では時に面倒くさく感じることもあった出汁とりですが、この鍋のおかげで今は楽しく続けられていますし、最近は味噌汁の味噌にも興味がでていろいろ買って試しては親子で意見を言い合っています。そう考えると今回の企画では親子の会話、コミュニケーションの機会だけでなく、食を考える機会を与えていただいたとも言えます。
我が家になくてはならない鍋として、いつまでも大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
【店長より】
私としては、高校生に挑んで頂けることを願っていました。
独立自尊のDJスタイルのコーナーであり、独立を目指すのに相応しい年頃のように感じるからです。
「自分のことは自分でする」これを小さな子供たちに求めるのは、少々無理があります。
また、この言葉の本質を理解することも難しいでしょう。
高校生の世代こそ、心に響いてくることであり、それを貪欲に求める気持ちも高まっています。
いつしか、今の時代は、その若者の独立心を阻害している豊かな環境にあるように思います。
親世代として自戒して参りたいです。
その点では、このコロナウィルス禍は、よい機会にもなりうるのでしょう。
親の立場からすると、お子さんに教える視点で、料理をとらえると、いつも以上に緊張感を持って料理と
向き合えるとも言えるでしょうか。
味噌汁だけではなく、半分は保存してお好み焼きに使う発想をはじめ、新たなレシピも
いつも以上に湧いてくるのものではないでしょうか。そして、鰹節削り器にまでも至ってしまう。
さらに、味噌自体に深い興味がもてたのもお子さんとご一緒ゆえかもしれませんね。
お子さんと一緒となると、親心も働くのか、自分以上に子供に知ってもらいたいとも願います。
その結果、親の興味までも深めてくれる。教えようとすることで、自分が整えられる。
共育を感じさせて頂いたレポートでした。