料理道具専門店 フライパン倶楽部

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店長のフライパン哲学

11章 フライパンの安全性

今日多くのフライパンの基板として使われているアルミという素材は、1996年に毎日新聞の朝刊で、アルツハイマー病との関連が取り沙汰されました。 有害であるという風評が当時広がってしまい、売場には混乱が生じました。 その時、情報を鵜呑みにするのではなく、主体的に調べていくことが必要だと教えられました。 それは、フッ素樹脂のコーティングの安全性でも然りです。 その時に指針となるのがリスク評価という考え方です。

コーティングされていないアルミ製、中尾アルミ打出しフライパン24cm

リスクとは、健康に及ぼす悪影響の発生確率と程度のことで、このリスクを科学的知見に基づいて客観的かつ中立公正に評価します。 前提として、どんな物質も有害であるとします。そして、有害か有害でないかは、摂取する量によって決まる。 動物実験により、人が一生涯、毎日摂取しても健康に悪影響がないと判断される量を算出します。 それが、一日許容摂取量(ADI Acceptable Daily Intake)です。 この情報は、国の食品安全委員会等で確認することができます。

国連の世界保健機構(WHO)の見解では、 「アルツハイマー病に対してアルミニウムが原因となるような関わりがあるとする証拠はない。 アルミニウムは、生体内で人をはじめとするいかなる種においてもアルツハイマー病を引き起こすことはない。」 かたや、アルミは、食材をそのまま保存させておくと変色したり腐食したりする素材でもあり、アルミの成分がより溶出されます。 その点では、使用後は何かに移し替える等、本来の正しい使い方をすることも大切です。

そして、フッ素樹脂の安全性に関しては、過度な高温状態(360度以上)に至った場合が問題となります。 しかし、正しい使用が前提であれば、問題はありません。 3分以上の空焼きをしてしまうと、この温度に到達しますが、そもそも長時間の空焼きは厳禁です。 その点では、温度のことを意識して、正しい使い方をすることに導いてくれます。それが安全性にも直結するのです。 このように安全性の問題を通じて、自分から進んで調べる主体性を促してくれます。