料理道具専門店 フライパン倶楽部

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店長のフライパン哲学

9章 フライパンのお手入れ

フライパンは、油と一体となって働くのですが、調理後には、油汚れのお手入れが待っています。 次回美味しく調理する上でも、しっかりと道具をお手入れすることは大切です。 お料理は、常に明日が待っています。 汚れが残っていれば、次回の調理で温度むらが生じて、こびり付いてしまいます。 フライパンの本来の性能を発揮できなくなってしまいます。 その意味では、お料理するとは、調理だけではなく、お手入れも含んで完結するとも言えるでしょう。

まず、フッ素樹脂等のコーティングされたフライパンであれば、柔らかいスポンジと洗剤で汚れを落とします。 洗剤には、界面活性剤が含まれていて、油汚れを綺麗に落としてくれます。 焦げ付きがひどい時には、一旦お水を張って煮沸させて、焦げを柔らかくしてから、あくまで柔らかいスポンジで落とします。 なお、コーティングされたものは、表面は繊細ですので、束子等は避けて頂きます。 このお手入れを守って頂けば、コーティングは傷まず、長く快適に使用できます。

そして、鉄製フライパンの場合は、普段のお手入れでは、亀の子束子で磨いて水で洗い流します。 その時、油の馴染みを残しておくために、洗剤はできるだけ使わないようにします。 焦げ付きがひどい時は、ナイロン束子や金属束子等の硬いもので磨いて落とせるので重宝です。 その時に、研磨剤を含むクレンザー等を含ませると、より効果的に落とせます。 なお、油汚れは、調理後すぐの段階の方が落としやすくなります。また、水よりもお湯の方が落としやすいです。

ハンドル付の亀の子束子であれば、手を汚さずお手入れができます。

そして、洗い終わった後は、布巾で拭き取ると、残った汚れがないかを手の感触で点検することができます。 加えて、道具への愛着が増していくように思います。 このお手入れは、独立自尊を実現する道具として相応しく「自分で汚したものは、自分で始末する」ことに導いてくれます。 お手入れという言葉自体も、手料理と同じ響きがあり、手を使う愛情がこもる営みなのでしょう。 そして、お手入れすることは、美味しさに直結していると思います。