フュージョンテックの素材をおすすめしていますが、今回その素材であるWMFマルチポットの内部のガラスセラミックから斑点状のサビが生じたことを ユーザー様からご報告頂きました。こちらは、表面のガラスセラミックから出たサビでした。 ガラスセラミックの素材でも、扱いによっては、サビを生じることがありますのでお気を付け下さい。

只今当店で扱いのあるフュージョンテックは、写真左から「ロースター」、「圧力鍋」、「マルチポット」、加えて 「ライスポット」です。

輸入販売元のグループセブジャパンの見解としては、長時間洗浄・乾燥が行われなかったことが大きな要因である。 加えて、水の成分および水質にも影響を受けることがある。 なお、これらは品質不良ではなく素材の性質によるところでもあり、お手入れには十分お気を付け下さいとのことでした。

そのため、基本的なことではありますが、使用後は、汚れは落として、その後はよく乾燥させて下さい。 特に鍋内面は乾燥しづらいのでお気を付け下さい。 なお、サビが生じた場合は、そのまま放置せずに、早めに除去下さい。 その時、フュージョンテック専用クリーナーをお役立て下さい。 傷が目立たず表面の汚れを落としてくれます。

クレンザーには、ラップを包んだもので磨いて頂くと良いです。スポンジ等ですと、スポンジ内に研磨剤が入り込んでしまいます。

こちらの専用クリーナーですが、常備頂くと重宝だと思います。 このような場合だけではなく、使い込んでいると、表面に薄い油汚れなどが付着して参ります。 定期的にこちらのクリーナーで磨いて頂くと良いです。 なお、こちらは研磨剤が含まれていますので、素手では手が荒れやすく、ゴム手袋などを付けて磨くことをおすすめします。

取扱説明書の中には、以下の記載がありますが、見落としがちな点でもありますので、ご注意下さい。 ・使用後は、よく洗って乾燥させて下さい。 ・鉄の微粒子など（水道管内部の腐食などによる）が含まれる水を使用し、 かつ長時間洗浄・乾燥しない場合、ガラスセラミック面に斑点状のサビが発生することがあります。 ・長年にわたって水を沸騰させることだけに使用した場合、ガラスセラミック面に斑点状のサビが発生することがあります。 そして、お手入れに関しては、以下の記載がありますので、改めてご確認下さい。

・ふだんのお手入れは、食器と同じように洗って下さい。金属（ステンレス）たわし、磨き粉等を使用しないで下さい。 ・頑固な汚れや焦げた箇所は、浸るくらいの水を入れて沸騰させ、しばらくしてからスポンジやたわしで洗い落として下さい。 それでも取れない場合は、約5倍にうすめた食酢を入れて温め、湯を捨てた後にスポンジで洗い落として下さい。金属製の固いものは 使用しないで下さい。以上となりますが、よくお手入れ頂いて、末永くご愛用下さいませ。