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代表者のエッセイ

2018年10月4日

グッドデザイン賞受賞 グローバルイスト

グローバルイストシリーズが、2018年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。 さて、グッドデザイン賞とは何か。 グッドデザイン賞を運営する公益財団法人日本デザイン振興会のホームぺージによると 「グッドデザイン賞とは、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。」 通商産業省(現経済産業省)主催「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」の創設に始まり、 60年近い歴史をもっています。

主に審査員は、デザイナーの方たちであり、今年度の審査員長は、柴田文江さんでした。 柴田さんと言えば、当社では野田琺瑯のアムケトルや最近では、レミパンミニなどをデザインされている方です。 グッドデザイン賞を、右のようにコメントしていました。 「ベンチマーク(基準点)からさらに一歩踏み込んで、この先に向けた指標となれるようなデザイン、 ものごとの「起点」に位置付けられる確かな力と可能性を持ったデザインを見つけ出し、示せることが大切である。」

使い手の生活が変わる、変わると思わせるデザインと言うことでしょうか。 そして、今年の審査のキーワードは、「美しさ」であったそうです。 その美しさを右のように表現されていました。 「いま私たちが生きるシーンにそれがあることを、私たち自身が誇りや悦びに感じられるようなよさ、 そのような「よさ」がもたらす「美しさ」であったように思います。 そして、こうした「美しさ」を社会で共有できるのが、まさしくデザインの力なのではないか。」

私の心に留まったのが、「私たち自身が誇りや悦びに感じられるようなよさ」という言葉です。 グロバールイストは、まさに、そのよさを持ち合わせている品だと思います。 それは、作り手の想いから表出しているように思いますが、 ちょうどグローバルイストに関しては、その想いを売り手の当店が こちらのページでまとめさせていただきました。 そして、それを「社会で共有できる」ことと語っています。その社会とは何か。

その点では、その誇りや悦びが、作り手のものではなく、本来は使い手のものであることにも注意が必要です。 「いま私たちが生きるシーンに」とありましたが、その私たちとは、今を生きる使い手を指すのでしょう。 使い手は、きっと物がそこにあるだけでは、誇りや悦びを感じることはできないかもしれません。 その誇りや悦びは、作り手の想いを共有することで生まれるものであり、 売り手がその橋渡しをする役割があるのだと思います。

ところが、今の売場はどうであるのか。きちんと作り手の想いを伝えているのか。 また、グッドデザイン賞そのもののも、使い手に伝わっていかなければ意味がありません。 その点では、デザイナーの仲間内での討論審査に終わってしまうことなく、いかに売り手とも連携していくか。 本来は、グッドデザイン賞に応募するように、売り手に商品を伝えることが必要なのだと思います。 そんな流通のあり方をデザインする必要が今日の喫緊の課題とも言えるでしょう。

社会で共有する点で、売場が貢献できる可能性は大きいのだと思います。 本来は、グッドデザイン賞の場ではなく、小売店こそ共有する場。 そして、小売店は、ユーザーの側に立った視点で商品を伝える、翻訳していく役割も担っているのでしょう。 さて、デザイナーの審査委員の評価を、使い手の皆さんで評価してみて下さい。 デザイナーがいくら評価しても、売れなければ、共有はできません。 近日中に当社でも、受賞記念のキャンペーンを開催予定です。