フライパン初心者の方に向けて、「フライパン調理の実際」という動画を編集しています。
第一回目は、目玉焼きでしたが、編集後に改めて思ったことは、
フライパン調理は、弱火が基本であることです。
この動画では、卓上コンロのアモルフォ・プレミアムを使っていますが、予熱後の火加減は
終始、最小の火を使っています。消えるか消えないかの火であり、いわゆる弱火であり、とろ火です。
その前提として、油返しも含めて予熱をきちんとする前提があります。
予熱ができていないと、火力は強くなってしまいがちです。
加えて、フライパンを選んでいただきます。
今回は、極JAPANフライパン22cmを使いましたが、
鉄製のもの及び板厚の厚いものは、熱を金属板に蓄えますので、弱火でも熱を伝えることができるのです。
ところが、薄いフライパンですと、熱量が不足しがちで、火力を強くしてしまうのです。
忙しい時代には、手早く料理しようという心理も働いて、
火力が強くなってしまい、本来の美味しさを未だ知らずにいるかもしれません。
そこで、きちんと予熱をして、とろ火で少々時間をかけて目玉焼きを焼いてみて下さい。
いつもと違った出来栄えになることでしょう。
また、その焼き方は、他のフライパン調理にも応用できる基本となります。
本当の目玉焼きの美味しさを再発見するために、火を弱くして下さい。
そんな視点で、以下の動画をご覧になって、焼き方を検証する材料にされて下さい。