リバーライトのレギュラー天ぷら鍋セットが販売終了となり、それに代わるものを ご紹介いたします。鉄製のエスエス揚げ鍋です。 このシリーズのフライパンも紹介していますが、 実質本位の確かな日本製です。今回は、 極天ぷら鍋と比較して参ります。
エスエス揚げ鍋24cmです。昔ながらのスタンダードな鉄製揚げ鍋です。
エスエス揚げ鍋の使い始めは、鉄製ですので錆び止めの被膜を焼き切る作業をしていただきます。 また、使用後は、汚れを取った後に、油を塗布いただくお手入れとなります。 その点では、焼き切る作業もなく、使用後の油塗布のお手入れを必要としない 極天ぷら鍋は、初心者の方にはおすすめできるかもしれません。
形状ですが、エスエス揚げ鍋(左写真の左手)はやや浅くて、具材が取り出しやすくなっています。 極天ぷら鍋(左写真の右手)は、少し深みがあります。 その点では、油の飛び散りを多少回避できるかもしれません。 また、エスエス揚げ鍋の方が、平底タイプとなって、底面が広くなっています。 極天ぷら鍋は、底の縁に丸みを帯びさせて、側面への熱回りを良くして、 お手入れがしやすくなっています。 それでも、コンロに載せた時に安定感が悪くなるほどではありません。
持ち手は、24cmサイズで比べると、エスエス揚げ鍋は少々狭くなりますが、女性スタッフは それほど使いづらさを感じませんでした。 極天ぷら鍋の持ち手は広くて、つかみやすい印象です。(下の写真を参照下さい。) また、極天ぷら鍋の注ぎ口は、独自の形状となって垂れにくくなっています。 エスエス揚げ鍋は、一般的な注ぎ口となっています。
左手がエスエス揚げ鍋24cm、右手が極天ぷら鍋24cmです。
左手がエスエス揚げ鍋24cm、右手が極天ぷら鍋24cmです。
極天ぷら鍋は、より使いやすい工夫がされていますが、エスエス揚げ鍋でも 使い慣れていただけば、使いやすさがしだいに分かってくるお鍋かもしれません。 また、エスエス揚げ鍋には、22cmサイズがあるのも魅力かもしれません。 24cmでは、少し大きい印象があって、かといって20cmでは小さいと考える方もお見かけします。 そんな時、専門店としては、大きめでたっぷりの油を使用いただくと、温度も下がりにくく カラッと揚がることを言い添えることはございます。
揚げ物専用の鍋があると、気軽に揚げ物ができます。 他のお鍋を汚さず、お手入れも比較的楽になります。 何よりも美味しく揚がります。 この寒い季節、専用鍋で、揚げたての美味しさを楽しまれて下さい。