ピース圧力鍋のご注文を本日お電話でいただきました。
ふと、最後に「何か不明な点はございませんか。」とお尋ねすると
「医者から玄米を食べるように言われていまして・・・」
そこまでの会話でありましたが、その背後にあるものを想像して、
物を売ることの意味を改めて考え直しました。
単に物を横流しするのが売ることではなく、医者とは立場は違いますが、
買う人の健康への貢献ができる立場にあるのだと改めて気づかされたのです。
今月、闘病されている故郷の人を
わが街・豊橋 わが故郷・東三河でご紹介しましたが、その方の
「二人に一人はガンになる時代ですよ。」という言葉が大変衝撃的でした。
その場では簡単に言われていたものの、その背後にあるものを想像して、
ある意味では深刻な事態があるのも現実です。
しかし、世の流れは、きちんと食べることにはなく、簡単に手早く食事を済ませることにあります。
そのような流れでビジネスは展開しているようです。
いつしか、当社もその流れになびいていなかったか。
果たして、ガンをはじめとする成人病を病んでしまう人が増えているのは、
お料理道具販売店の怠慢ゆえだったのかもしれません。
きちんと料理をして、きちんと食べることを通じて、
成人病の予防に大きな貢献ができるのは確かなことです。
当社では「お料理上手は幸せ上手」をサイトの開設以来掲げていますが、
ここに当社の原点がございます。
いつしか、このモットーが言葉だけのものとなり、
単に物を効率良く流すことだけに、あくせくしていなかっただろうか。
売る自分自身の生活も見直してみたいです。
豊かな食生活を通じて、その溢れた楽しみや喜びを分かちあうことが仕事とも言えるでしょうか。
いつしか、自分の生活も、その本道から外れてしまっていたかもしれません。
ちょうど新年を前にして、その点を反省して参りたいです。
「お料理上手は幸せ上手」という祈りを込めてお届けできれば幸いです。
そして、「食生活が変わったよ。元気になったよ。ありがとう。」
そんな声が届く仕事を目指して参りたいです。