ヘイワ圧力鍋を
ご愛用のお客様からお便りをいただきました。
「私は圧力をかけずに、わりと普通のお鍋としても使っています。
あまり圧力鍋と気負わずに、圧力もかかる便利なお鍋と考えると楽しいです。」
同じような発想で、沸騰後すぐに火を止めて余熱で調理することがおすすめです。
本体も蓋も厚手の鋳物ですから、保温力は抜群で、しかも鍋全体から理想的な加熱が実現します。
軽いおもりを使って、沸騰後すぐに火を止めて、そのまま放置する余熱調理が可能です。
圧力鍋は、沸騰して(圧力がかかって)火を止めてから、20分は100度以上を保ちます。
この点は画期的であり、この火にかけない20分間を賢く利用すれば、省エネにつながります。
しかも、沸騰した時点で、鍋全体が温まっていて、オーブンのように全方位から食材を加熱できます。
そのため、グツグツと火にかけ続けることなく、沸騰して火を止めるだけで熱が食材に入っていきます。
そのお客様からのお便りの続きがあります。
「圧力鍋のレシピには載っていても、『繊細』なお料理は圧力をかけずに、
かたや、ごろっとしたお肉や根のものは圧力をかけて使うとうまくいく気がします。」
圧力をかけると鍋内は、重いおもりであれば124度に。
ただ、高温になれば、煮崩れしたり、栄養価を壊すこともあります。
かたや、軽いおもりであれば、111度に。
そのため、食材をよく見極めて、硬いものであれば、重いおもりで、火を止めずに弱火で
しばらく圧力をかけた状態(加圧状態)を持続。その目安の時間は取扱説明書にございます。
かたや、一般的なもの、および柔らかいものであれば、軽いおもりを利用して、
沸騰したらすぐ火を止めて、余熱で加熱して参ります。
その結果、省エネにも通じますが、美味しく調理ができます。