第一回は「リバーライト社ナノセラpico+フライパン」 (後継がナノセラファイン優 蓋付片手鍋22cmとなります。)。 くっつきにくくて安心素材のセラミック加工。フライパンと炒め鍋の中間的形でオールマイティに使えるフライパンのご紹介です。
フライパン専業メーカーのリバーライト社が技術改良を重ねてきた最新のセラミックコーティングが施されて、 汚れが落としやすく、こびりつきにくくなっています。
底面積が広くて、深みもありますので、焼き物・炒め物・揚げ物はもちろん、茹でたり煮たり蒸したりの お鍋使いにも使える万能タイプのお鍋です。
蓋のつまみは、さっとつかめる独特な形状で操作性がよく、シリコン素材ですべりにくくなっています。
ガラス蓋ですから中味が見えて、縁にシリコーンが付いていますので、本体の縁にコーティングされたセラミックを傷めません。
本体はアルミ鋳物(キャスト)ですから、厚みがあっても軽くて扱いやすく、しかも蓄熱性と熱伝導性に優れて美味しく調理を仕上げます。
最後は、、、社長が語ります。「道具を語る・リバーライトピコプラス」
良かったところは多岐にわたりますので個別に書いていきます。
1.非常にお手入れが簡単。汚れが落ちやすく、洗って拭くだけ。
2.小さいが万能。深さがあるので22センチでも充分すぎる使い勝手です。煮る、炒める、揚げる、茹でる、焼く、など万能でした。ちなみにパスタだと250グラムの乾麺を別鍋で茹でた後、こちらのフライパンで和えても全く問題ない容量でした。
3.軽い。フタ無しだと600グラム弱です。
4.フタが素晴らしい。このフタあってのフライパンと言っても過言ではない位気に入りました。 フタがしっかりしていて水分が蒸発しないので、少なめの水分で調理出来ます。時短にもなるし、 ブロッコリー、人参など野菜の蒸し茹では味が濃く感じました。
私が特に好きな使い方は蒸し煮です。フタがしっかり蒸気を閉じ込めるので熱い蒸気でうまみを閉じ込め、素材から出る水分で弱火でも美味しく調理出来ます。あさりの酒蒸しは身がふっくら、本当に美味しく出来ました。
パエリアも炊いてみました。 こちらのフライパンはじっくり熱が入ると感じます。なので最初中〜強火で炊いて、沸騰後フタをして弱火にする手順でも焦げ付きは全くなかったです。
フタが透明なので中の様子が見える所も失敗しない原因かと思います。 水分を逃さないので水滴が上に付いて中が見えにくい時もありますがよく見ていると、中が蒸気で一杯になるとフタが一瞬「フッ」と浮くので、そしたら弱火にしています。
こちらのフライパンの調理のポイントとしては、水分少なめに、かと思います。 前述した様に、ゆっくり熱が入っていきます。 そして水分が飛びにくいのでかぼちゃ煮物や筑前煮、肉じゃがなど、通常のレシピよりは水の量は少なめにしています。 ただ、ゆっくり熱が入るのでジャガイモを炒めた時などは中はホックホク、表面は油を吸いにくいので、残った油で最後カリカリっと仕上がります。
欠点をあげるとすれば持ち手の素材と本体の耐久性です。 これだけ素晴らしいフライパンだからお手入れして大切に使いたいと思うのですが、持ち手がいつか取れそうです。本体と一続きだったら良かったです。それと鉄と違い、油を塗ってお手入れするわけではないので、テフロンと同じく、経年劣化したらサヨナラなんだなぁと思うと使うのが惜しくなってしまいます。 しかしそれを加味しても大変良いフライパンに出会えました。ありがとうございました。
実際に調理されているお写真をお送りいただきました。ご感想にあるホクホクでカリカリのジャガイモ!美味しそうですね♪