第8回は、 「中村銅器製作所・銅製たまご焼き器 関西型12cm」! お弁当シーズンです♪卵焼きを美味しく作るなら、銅製たまご焼きをおすすめします。プロ愛用の卵焼きは熱を均一に伝えるので美味しくふっくらと仕上げます。 東京下町の熟練の職人さんが作り上げる逸品!
熟練の職人さんの技術で内面はきれいにスズ引きされています。 金属臭もなく、油の馴染みも良くなります。
お手入れはスポンジで軽く洗い流して、内面に油を塗布していただくだけです。
上向きに付いたハンドルの角度も絶妙です。 築地の職人さん達と共同研究して決まった角度です。
接合部分の鋲も出っ張りが少ないので、ヘラや菜箸が入りやすくなっています。
【はじめに】
パッケージを開けたとき、歓声があがりました。飾りたいほど、美しい。全体を触っても、ざらつきやひっかかりが、ありません。柄の角度が、自然に返しを導いてくれそう。素人でも技の細やかさを感じます。さすが、国産。あこがれの<中村銅器製作所の銅製たまご焼き器>です。
〈銅〉製を使うのは初めてなので、手持ちの〈鉄・テフロン〉との出来ばえを比較しようと試みました。
が、既に2009.1.30の〈朝のスタッフ会議〉で、素晴らしい研究がされているのを発見。かなり、困りました。
そこで、「とにかく、いろいろ作ってみよう!」です。
取扱説明書を熟読する大切さ
【繰り返し作ったたまご焼き】
卵2個 だし汁大さじ2杯、砂糖小さじ1杯 ※〈朝のスタッフ会議〉の分量
卵3個 だし汁大さじ2杯、砂糖小さじ1杯
甘いもの=各 ラカント・グラニュー糖・上白糖
しょっぱいもの=卵1個、塩少々
卵のみのもの=卵1個
薄焼き卵=卵1個、水溶き片栗粉少々
【たまご焼き以外で、繰り返し作ったもの】
たまご焼き以外もできると、作り手は大変助かります。
腹ペコさんに、<美味しい>料理を<早く>出したいのです。
メーカーの中村さんも、「ちょっとした炒め物などにもお使いいただけます。むしろ、頻繁に使っていただいたほうが焦げつきにくく、どんどん使いやすくなります」
と、おっしゃっていました。
【まとめとして】 <簡単お昼ごはん>
蒸し暑い毎日が続いています。「簡単に、お昼ごはんができたらいいな。」
たまご焼き器で作ったものを中心に、簡単なワンプレートにしました。
【たまご焼き器で作ったもの】
「卵焼き器」一台でワンプレートのお昼ご飯、素敵です!"野菜のお花"、温かい気持ちになります^^
ひとまず、作り終えて このたびは、素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。 当初、<銅製のたまご焼き器>は、プロが操る高額調理器具のイメージでした。 でも、*たまご焼きはもちろん*他の料理も美味しくできる*耐久年数が長い *海外製品が多い中、立派な国産を持つ誇り(大げさではありません)などを考えると 家庭に、ぜひ、おすすめしたいお品です。 私も、頻繁に使わせて頂きます。そして、何十年もたって、黒光りし油がしっかりなじんだたまご焼き器で、たまご焼きを作る。 さぞかし美味しいことでしょう。未来の私たちへのプレゼントのよう。大切に育てます。
スタッフより:
ここまで、たまご焼き器に真剣に向き合って頂く機会はないですよね。
このたびは、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。
たまご焼き器ひとつで、ここまで表現できるのですね。
良い道具とは、人間の想像力を膨らませてくれるものかもしれません。
印象的だったのは、しっかりと取扱説明書を読まれて、正しく使おうとされている。
また、メーカーの中村さんともお話する機会がおありだったのでしょうか。
道具の作り手の想いも共有されている。それが、美味しさへの道であるとともに、
道具の品質以上に、長持ちする要素でもあると思います。
油がしっかり馴染んだたまご焼き器とは、大切に育てて生まれるものですね。
それが、未来への私たちへのプレゼントとは、素晴らしい言葉です。
人と道具の関係性とは、本来このようなものかもしれません。
その関係性が豊かになると、美味しさという実が結ばれるのでしょう。
【感想】
全体としての感想ですが、まず何より卵焼き器としての機能が抜群に良かったです。
卵焼きが予想以上に上手くできたことで大大大満足です。
技術がない私もふわふわの卵焼きが作れ、これは実際に使って経験しないとわからないことだな、と思いました。
また、難しいのではと思っていたお手入れも、使用後にペーパーで汚れを取り油を引く、ということで簡単に済んでいます。鋳鉄製品など使用していると慣れた作業です。
まだひと月ですが、今のところお手入れに神経質にならなくても大丈夫そうなので、そこも良かったです。
悪かった点は、なんだろう?卵焼き器として使っているので、そんなに気にはしていないのですが、
他のお料理によっては使いにくい?ことでしょうか。別にどうってことないことですね。
【最初の卵焼き】
油通し後初めての使用なので、こびりついたり焦げるかと思ったけど、全くこびりつきはしませんでした。
卵料理があまり好きでない4歳の息子が、
「卵焼き美味しい!お弁当に10個くらい入れていいよ!いつもは卵焼きあんまり好きじゃないのに、
なんでかなぁ、あぁ、いつもより柔らかいんだ!」
と言っており、びっくりしました。ほんとにこのまま言っていました。
ふわふわ、ぷるぷる、しっとり。フッ素加工のフライパンだと、もう少しぎゅっと締まったような卵焼きになると思います。あまり卵焼き自体頻繁には作っていないので、腕は良くないと思うのですが、綺麗な黄色の、茶色い焼き目もない、ふわふわの卵焼きができて本当にびっくりしました。
注意したのは卵液を入れる前に油をひく、あまり高温にならないようにする、というくらいで、初めてだから試しに失敗してもいいやくらいの気持ちだったので、予想外にうまくいきました。油通しをしたからでしょうか。
【2回目以降の卵焼き】
はじめ油が少なかったのか、卵液がこびりつきました。油を多めに引くとうまくいきました。油の量を意識しておかないといけないとわかりました。
その後の卵焼き、だし巻き卵ではこびりつきは解消されました。逆に滑りすぎて、リズムよく卵焼き専門のお店で見るような卵焼き器を上下に降りひっくり返すことが難しく感じました。スケートのようにツルツル滑る感じで菜箸など使うと楽にひっくり返せました。
【薄焼きたまご】
ちらし寿司の錦糸卵に薄焼きたまごを焼きました。油をひき、熱くしすぎないで焼くと、綺麗な薄焼きたまごが焼けました。菜箸でぺろっとめくれ、こびりついたりもしませんでした。
【ホットケーキ】
焼き色を綺麗につけるのが難しかったです。
私の中では失敗でした。
【チーズ入りオムレツ】
卵液を少しずつ入れていくのではなく、一気に入れて焼きふっくらとしたオムレツを作りました。チーズを挟み真ん中で2つに折りましたが、こびりつきもなくできました。子どもが喜びました。
写真が同じようなものばかりですみません。
【お手入れ】
使用後のお手入れは、キッチンペーパーでカスを取り除き、薄く油をひくという説明書のやり方をしました。
水洗いは時々チーズなどを使ったときにだけしました。洗剤は使わず、乾かした後油をひきました。
初めは角がフッ素加工のものより直角にちかいような感じですし、うまく汚れが取り除けているのか少し不安でしたが、
今のところ問題ないように見えます。
鉄や鋳鉄のフライパンなどを使用しているので、洗剤で洗わないことにあまり抵抗はありませんでした。
ひと月ほど経ち、大分使用感は出てきましてが、錆びたりはしていません。銅の火による変色など、味が出て素敵です。
また、あまり関係ないことかもしれませんが、新品の状態で取っ手がぐらついていたのが、火にかけた後にはピタッと収まっていてグラつきがなくなっていたのにびっくりしました。
以上です。ありがとうございました。
美味しそうなオムレツですね!お子様が美味しそうに食べる様子、ほっこり優しい気持ちになります♪
スタッフより:
このようなモニター経験は、多少の緊張感もつきまとうかもしれず恐縮でございます。
道具も貢献できているとは思いますが、きっと美味しく作ろうとの想いが強くなって、美味しく出来上がったのかもしれません。
そのために、火加減のこと、油量のことなど、いつも以上に気にされて、また試行錯誤を繰り返して頂きました。
これらが貴重なプロセスと言いますか、美味しさへの道だと思いました。
個人的には、たまご焼き器は、たまご焼きに相応しく、卵を使う料理には相応しいと思っていますが、
今回はいろいろと挑戦頂きました。ホットケーキですが、こちらは油を使わない方が、
あるいはよく拭き取ると焼き目は綺麗に付くと思います。
うまくたまご焼きができれば、お手入れは、キッチンペーパー等でカスを取り除く程度で良いでしょう。
焦げ付きやすいものには、たまご焼き器は避けて頂いた方がよいかもしれません。
それでも、お子さんのお言葉は嬉しいですね。ありがとうございました。