今回のDJスタイルは「厚い鉄フライパンで餃子を焼いてみる!」
みんな大好き「餃子」!パリッとふっくら餃子を目指すため、厚い板の鉄フライパンを使って挑戦です。
ただし、鉄、しかも厚みがある、ので使い方にコツが必要なのも実際のところ。
ぜひ、アレコレ試す探求心のある方のモニターをお待ちいたしております!上手く焼けない場合は、フライパン専門スタッフがアドバイスいたしますのでご心配なくご応募くださいませ。
「極・鉄厚板フライパン26cm」で餃子に挑戦です!
【動画でご案内】
「極・鉄厚板フライパン26cm」を使って、生餃子を焼きます。ご参考になさってください。(IHで作ります)
鉄のフライパンは「予熱」が大切。パンをまんべんなく温めるのがポイント。厚い板なので、じっくりと長めに温めて「油返し」を。
さぁ、そこから調理がスタートです!温めたパンに餃子を並べて、適量の水を入れて、水気がなくなるまで数分蒸し焼きに。最後に、ごま油を回しいれて、焼き目をつけて出来上がり。
餃子を取り出すには金属ターナーが必須です。ちょっとゴリゴリくぐらせる感じで。色々と工夫が楽しいフライパンです!
今まで我が家のフライパンは、極JAPANの炒め鍋26cmと18cm程度のフッ素加工の安いフライパンでした。 野菜嫌いの子供が、餃子ならよく食べてくれるので、餃子をよく焼くのですが、鉄の炒め鍋では、平面が少なくたくさん一度に焼けず、またガチガチにくっついたり、焦げてしまったり、なかなかうまく焼けません。結果いつもフッ素加工の小さなフライパンでちまちまと焼いていました。 わずらわしさを感じ、いっそのことフッ素加工の普通のフライパンを買おうかどうか、ずっと悩んでいたのでした。しかし、毎年のように買い替えるのは嫌だし、はがれているということはフッ素部分を食べているんだろう、、、と考えるのも嫌でした。
そこで、調理グッズ好きな友人と協議した結果、厚底の鉄のフライパンが適しているのではないか、という結論に落ち着いた次の日、フライパン倶楽部で極JAPAN厚底フライパンのモニター応募を目にしたのです。当然のごとく勇み足で応募。(なぜか当選するという確信があった!)
信じた通り見事当選し、当選の連絡を頂いた次の日に福島まで送られてきました。 まず、その重さにはびっくりしました。見た目は、極JAPAN炒め鍋 とそう変わらないのに、持ってみるとずっしりとした鉄アレイ(ダンベル)のようです。 これは炒めるというのではなく、完全に焼くことを専門に使うフライパンだなと実感しました。 中国在住時に使用していた中華鍋の重さと等しく、この底の広い鍋でステーキなど焼いたら、お店の料理に近いものが出来上がりそうだとワクワクしました。
予熱中のお写真。強すぎない火でじっくりじわじわと温めていくのがベストです。(byフライパン倶楽部)
早速、ある日曜日の午後、娘の子守をお願いし(夫も作りたかったらしいが)、私一人で手作り餃子を作成。 今回皮は市販のものを利用。手作りの皮の方が包みやすいのですが、そこは割愛。 フライパンをしっかり油で温めて、煙が出ない前に、試しに餃子を入れてみました。 普通なら、ここでくっついてしまうことも多いのですが、やはり!厚底の威力、くっつきません! そして、次に熱湯で蒸し焼きに。思いっきりジューっと熱湯を差し込んで、数分後蓋を開けてみました。そしたら、皮が柔らかそうになっています。まさか、鍋底にくっついてしまっているかな?と少し心配になりましたが、そーっと菜箸で餃子の皮を触ってみると、意外や意外ペロリとなべ底から離れるのです。これには驚きました!
文化鍋でご飯を炊いて、厚板フライパンで餃子を焼く。絶対に美味しい、なんだかワクワクするメニューですね!(byフライパン倶楽部)
ただ、まだまだ蒸し焼き直前で皮が柔らかいので、ここから油をかけて強火で少し皮を固くします。なべ底で油で約ピチピチという音がしてきたら、一個一個裏返します。 どうやら我が家のグリルでは、右斜め上の火力が弱いのか、それともわずかに傾斜して油が行き渡らなかったのか、若干鍋縁にくっついたところがありましたが、それも丁寧にターナーではがしたところ、破れることもなく、はがすことができたのです。我が家のコンロの特徴が把握できたのはよかったと思います。餃子も17個ほど並べられましたが、9割ほどはこびりつかず剥がれます。もっとカリカリに焼けば、一気にターナーでバリバリにはがすこともできたかもしれません。これは次回の練習課題としてみます。
蒸し焼き直後。蒸されて軟らかくなった皮ですが、くっついていません。
今回、別の発見もありました。しっかりと餃子の内部に火が通ったため、餃子が冷めにくいということでした。蒸し焼き中に、まるで風船のように餃子が膨らんでいたのには驚いたのですが、ここまで芯まで熱を届けていても、皮がカリカリになりすぎず、且つ柔らかすぎて皮が破れこともない、絶妙なバランスに拍手を送ります! 子供も嬉しそうに手作り餃子を食べてくれ、大満足です。(いつもフライパン倶楽部さんで購入した文化鍋でご飯を炊き、子供はご飯もバク食いです。)
パリパリに見えますが、意外に柔らかめです。
調理器具はその素材や種類によって、本当に味や手間に如実に変化が現れ、まるで化学の実験のように楽しむことができます。いつも、この料理をあの鍋で作ったらどうなるかなと頭でシミュレーションしていますが、これからはハンバーグやステーキ魚のソテーなどももっと研究できると胸膨らませています。 次は定番のハンバーグを焼いて、味の違いを体験したい思っています。楽しみです!
今日は出汁を取っておいしい澄まし汁に炊き立てのご飯!餃子によく合うのです。
【店長より】
信じた通りになりましたね。それに貢献できまして、嬉しく思います。
まずは、「やりたい」と願うことからはじまり、そして、周りにその意思を表明していく。
すると、不思議と道は開けて参ります。
今日は、願いを持つこと、自分の意思を表明することが軽んじられているかもしれません。
そんな中で、よいお手本を示して頂きました。今回は、その強い意思がこちらにも伝わったのでしょう。
その結果、心が準備されている状態ですので、このようなレポートに結実するのだと思いました。
もしかしたら、蒸した後の火加減は、火を弱めるタイミングもありますが、基本的には弱めで良いと思います。
くれぐれも、水がなくった状態で強火が続いてしまうと、黒焦げとなりますので、ご注意下さい。
それにしても、「ここまで芯まで熱を届けていても、皮がカリカリになりすぎず、且つ柔らかすぎて皮が破れこともない」
素晴らしい観察ですね。薄いフライパンですと、食材内部に熱を届ける前に、表面を黒く焦げ付かせてしまいます。
食材に熱を届ける上で、薄いフライパンは、面ではなく点で熱を伝える傾向にありますが、
厚いフライパンですと、広く面で、底面全体を通じて、熱を伝えることとなり、たっぷりの熱量を
食材に届けることができるとも言えるでしょうか。
このあたりは、美味しさへの鍵であり、これを習得できれば、
他の食材にも応用できる想像力が働きますね。ますますお料理を楽しまれて下さい。
極JAPANフライパンが好きで使用しているのですが、 毎回中央部の焼け具合が納得できず、餃子を焼く際は、電子レンジの機能で焼くことが多くなっていました。 極鉄・厚板フライパン26pのモニターに当選でき、 改めて取扱説明書をよくよく読み返すと、「油ならし」は初回に必ず行う事は鉄則ですが、「油返し」が怠っていたことが判明しました。 説明書には、プロの料理人や、鉄のフライパンを上手に使いこなしている人達が必ず行っていると、はっきりと書かれていました。
改めて説明書を見返し、お恥ずかしいことに使う前の準備段階から間違えていたことが判明しました。
基礎を改め、挑戦した料理は「餃子」。これまで毎回皮部分が張り付いて焦げてしまいました。 焦げ付き処理が面倒で、敬遠しておりましたが、この機会に克服しようと決めました。 我が家は餃子好きの3人家族です。そのため、一度に50個以上は作ります。 一度にたくさん並べて焼いてみたかったのですが、度胸がなく隙間が充分空く量にて挑戦しました。
はやる気持ちを落ち着かせ、フライパンを充分に温め、お玉一杯ほどの油を入れなじませ、油が熱くなりなじんだら、オイルポットに戻す。 そして、新たに調理用の油を入れました。
餃子を並べている時から、ジューと美味しそうな音が聞こえました。 餃子を持ち上げ、焼き色を確認することは容易くできました。 ここまで、失敗しても構わない気持ちでいましたが、絶対に上手く焼き上げたいという気持ちの方が優っておりました。
焼き色がつき、お湯を入れ蓋をし、水分が無くなるまで待つのですが、皮が張り付いて離れず焦げている負のイメージに襲われました。 蓋を取り、ごま油を加え、しばらく加熱し餃子を持ち上げてみました。餃子は、カラッと焼き上げられ、簡単にフライパンから離れたのです。 正直、驚きました。皮がサクサクでジューシーな餃子は、あっという間に消費されてしまいました。 休む間なく、次の大量の餃子を焼く際も加熱と油の量に気をつけ焼き上げました。
続けて焼いていくと、いくつか張り付いてしまう餃子があったので、フライパン倶楽部へ相談させていただきました。 ご担当者様が 「1回目に焼き終わった後、薄っすらと焦げ付きがありますので、それを金属ターナーで表面をこすってフライパン面をフラットな状態にし、キッチンペーパーで軽く拭いてから、油を入れて2回目を焼いてください。 フライパンをフラットな状態にすることを心掛けてみてる。 じっくり満遍なく予熱をすること、パンがきれいになっていることが大切です。」と早々に、ご自身で餃子を焼き、調理確認を行ってからアドバイスをしてくださいました。 再度、挑戦をいたしましたところ、アドバイス通り底面を毎回整えると気持ち良く調理が進み、食欲をそそる焼き上げでサクサクでジューシーな餃子になりました。
小さな事でも気軽に質問を受付てくださるフライパン倶楽部さんのお陰で、心配事がなくなりました。
次に敬遠の二品目、「薄焼きたまご」に挑戦をしました。 鉄則を守り、溶き卵を流し入ると、沸々と卵が広がり空気が卵を押し上げました。スッと菜箸が底にり、簡単に返す事もできました。 冷やし中華の具の卵は、ほぼゆで卵で過ごして参りましたが、ふわふわの錦糸たまごになり、味馴染みが良く大好評でした。
厚板で「薄焼きたまご」!パンが万べんなく温まっているので、くっつきやすいと思われている繊細な食材もきれいに仕上がりますね。素晴らしいです。(byフライパン倶楽部)
冷やし中華の必須具材「錦糸たまご」もきれいです。(byフライパン倶楽部)
温度調節に慣れるまで時間がかかりますが、充分に温められた熱を弱火で維持できる厚板フライパンのおかげで、苦手を克服できました。ターナーや束子で擦っても丈夫で、お湯を使うと簡単に綺麗になり、体に優しい鉄のフライパンは頼もしい相棒です。
厚板フライパンで色々なお料理にチャレンジしていただきありがとうございます!(byフライパン倶楽部)
【店長より】
この機会に、取扱説明書を読む原点に返って頂きました。これは正しい方向性だと思います。
そして、今回は、あえて苦手なものに挑んで頂きました。
なぜ中央部に熱が届かないのか。油返しを行う意味とは。
それをご自身でよく考えて、その苦手な餃子焼きを克服頂きました。
きっと、その克服できた要因は、挑戦する前向きなお気持ちにあったのでしょう。
差し油ですが、油返しで油を戻す時に、量を調整することで手間を減らすこともできますが、それぞれの食材によって適量を見極めて下さい。
電磁調理器をお使いのようでしたが、予熱時は強モードにならないように、中モードで少し時間をかけると良いと思います。
厚板ですから、2〜3分程度と適温の160〜180度に至るまでに少々時間がかかります。
また、続いて焼いていく場合は、お手数ですが、しっかりフライパンをお手入れしてから調理下さい。
特に、餃子は蒸す過程もあることで、フライパン表面が汚れていますので、この点を心掛けて頂くと良いです。
ホットケーキなどは、キッチンペーパーで拭く程度でも十分ですね。
その点で、使用後のフライパンのお手入れは次回につながることが分かるので、お手入れは大切です。
「温度調節に慣れるまで時間がかかりますが、充分に温められた熱を弱火で維持できる厚板フライパン」とのお言葉を頂きましたが、
その通りだと思います。特に上記でも記しましたが、厚板ですから、温まるまでに時間がかかります。
なお、強モードを使うと熱むらが生じますので気を付けて下さい。しかし、一旦温まったら、冷めません。その点は、土鍋に似ていると思います。
その感覚を身に付けて頂けば、すべての調理に広がって参りますね。