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朝のスタッフ会議

2024年12月21日

自由自在の家事問屋システムバット

家事問屋企画展を開催して、改めて目に留まったのが、システムバットでした。 家事問屋の開発コンセプトは、「長く使える、洗いやすい、しまいやすい」と伺いましたが、それを象徴する商品だと思いました。 そして、家事問屋ブランド統括マネージャの久保寺さんのコメントに共感いたしました。 「今どき見ないようなしっかりした造りと実直なまでのシンプルさ」

このシンプルな作りを感じて下さい。(左が2分の1ロング、右は下から1分の1、2分の1、4分の1サイズ。どれも樹脂フタ付きです。)

まず、何に使うのかという点では、それは使い手が自由な発想で考えてもらうことができます。 このような使い方がありますと提案すると、その提案に制約されてしまいがちです。 ですから、何も食品用途としてではなく、ご自分の趣味のモノの収納、この年末年始のモノの整理にも良いでしょう。 使い手次第で、自由に使える、想像力が膨らむ道具でもあると思いました。

それでも、想像力を膨らませて頂くために、この季節であれば、鍋物の食材を切り分けておくバットとしていかがでしょうか。 オプションの角ザルやあみも上手に使って頂けば、水切りもできます。 サイズも4種類ありますので、相応しいものを選んで頂けます。 また、基本的にバットですから、ハンバーグや餃子、ステーキやとんかつなど、下ごしらえしたものを一時的に保存します。

まずは、鍋物でいかがでしょうか。

バットは、食材を整理して、段取りを良くしてくれます。それは、心理的にも安心感を与えてくれて、思考が研ぎ澄まされます。 整理されている机で作業をすると効率が良いのですが、バットに切り分けておくことは、次の舞台で、火入れの作業を落ち着いて行える。 何から加熱して行けばよいのか。また、どの程度の火加減か時間かを落ち着いて判断できると思います。

美しくスマートに収納できます。

このバットの底を見て頂くと、少し斜めになっているのは、フタの上に積み重ねる時に、収まりをよくします。 1分の1の上には、2分の1のものがちょうど2つ置けます。4分の1であれば、4つ置けます。 また、同サイズのバットを重ねて収納もできます。加えて、角ザルを入れたままで蓋をすることができます。 ここには、「しまいやすい」スマートさが表れています。

トレーで想像力に拍車がかかります。

そして、トレーが特徴で、バットの蓋ともなりますが、耐久性良く長く使えます。臭いや色移りもなく衛生的です。 お皿替わりになったり、道具をちょっと置くこともできて、これも自由な発想で使えます。 しかも、洗いやすい。縁が巻いてないので、隅々まで気持ちよく洗えます。同じくバットの縁も洗いやすい。 あみは、丈夫な作りであり、足があるものの洗いやすい構造です。

やはり、揚げ物におすすめです。

このように「洗いやすい」という点では、揚げ物などの油使いをする調理には相応しいのです。 揚げ物は、いかに気持ちよくお手入れができるかがポイントです。 ロング2分の1とバットあみでの揚げ物は、コンロ脇の空間を最大限に利用できるナイスアイデアだと思います。 システムバットとは、限られた空間を有効に活用できることが本質なのかもしれません。

そして、冷蔵庫や冷凍庫での収納に相応しい。 四角の形状は、庫内空間を有効に使えます。2段3段に重ねて収納できることは、無駄がないため心理的にも安心感があります。 さらに、ステンレス製ですので、しっかりと食材を冷やしてくれます。サラダは、角ザルを使えば、水切ればかりか ひんやり感が漂う美味しいサラダを楽しめます。冷凍も早くできます。

このようにシステムを使いこなすのは使い手ですが、道具が使い手の頭を整理してくれて、システムとして使えるように導いてくれる。 良い道具には、そのような要素があると思います。基本的に使い手に使い方を委ねて作った商品のように感じますが、 そこには作り手の面白くも自由な精神が満ちています。だからこそ、この道具が自由を与えくれるように思います。

そんなシステムバットを一度、TAKATSUの家事問屋企画展にて、ご自分の眼で見、ご自分の手で触れて、 ご自分の想像力を膨らまして下さい。実は、家事問屋の商品には、どれも同じような要素があるように思います。 12月24日(火)まで開催いたしています。お待ちしています。

参考:家事問屋企画展 池田敏明さんとシステムバット