アルミ鍋には、3種類あります。無垢のアルミ(何も処理されていない)、アルマイト処理されたアルミ、 フッ素樹脂等のコーティングされたアルミです。まずは、どのようなアルミであるかをご確認下さい。 なお、アルマイト処理に関しては、こちらのページを参照下さい。
【使い初め】内面が無垢のアルミで、何も処理されていない鍋は、黒く変色することを予防するために、 米の研ぎ汁をできるだけ多く入れて沸騰させます。この作業により、内面に保護膜が形成されて変色しづらくなります。 その他のものは、台所用洗剤とスポンジ(あるいは、亀の子束子)で洗って頂き、すぐにお使い頂けます。
【普段のお手入れ】台所用洗剤とスポンジ(あるいは、亀の子束子)で洗って、布巾で拭き取って頂きます。 軽い焦げ付きに対しては、スポンジよりも亀の子束子をご利用下さい。 無垢のアルミのものであれば、ナイロンたわしをご利用頂いても結構です。 細かな傷は入りますが機能的に問題はありません。
補足:アルマイトのもの、コーティングされたものは、ナイロンたわし・金属たわしおよび研磨剤などは、 表面が劣化しますので避けて下さい。その点で、無垢のアルミのものは、それらを利用することができます。
無垢のアルミのものは、ナイロンたわし(写真左)もご利用頂けて、その他のものの普段のお手入れでは、マーナキッチンクリーナー(写真中央)あるいは、亀の子束子は、パーム素材ではない、 柔らかい棕櫚素材の束子(写真右)がおすすめです。
【焦げ付いた時】無垢のアルミのものは、
ナイロンたわしにクレンザー(日本リーバーのジフ等)を含ませて優しく磨いて下さい。クレンザー使用時は、
マリーゴールドのゴム手袋等を 利用して手を保護頂くとより良いです。
重曹やアルカリ性の強い洗剤(花王マジックリン等)は避けて下さい。
アルマイトのもの、コーティングされたものは、力を入れて無理に磨こうとせず、
一旦お鍋にお水を張って、煮立てて下さい。
その後、焦げ付きが柔らかくなった時に、スポンジで落として頂きます。
【黒ずんでしまった場合】この現象は、無垢のアルミで生じます。 ナイロンたわしにクレンザー(日本リーバーのジフ等)を含ませて 黒ずんだところを優しく磨いて下さい。クレンザー使用時は、マリーゴールドのゴム手袋等を 利用して手を保護頂くとより良いです。 その後、使い初めと同様で、米の研ぎ汁で煮立ててからご使用ください。
【食器洗浄機】基本的にはご利用いただけますが、ハンドルやつまみのあるものは、 素材の耐熱温度を確認の上ご利用下さい。 また、酸やアルカリの強い洗剤が使われる傾向にありますので、洗剤の取扱説明書をよく読んでお役立て下さい。
アルミ鍋のお手入れに関して参考となるメーカーのページ
KING無水鍋のメーカーのお手入れページ
北陸アルミニウムのメーカーのお手入れページ