新潟県燕市には、メッシュ網の技術があり、ザルなどの商品が数多く作られています。
今回ご紹介するのは、出汁取り鍋ですが、中に柄付きのザルが付いたお鍋となります。
次第に便利なものが出て、家庭で出汁をとる習慣が廃れつつあるのを危惧いたします。
やはり、粉末出汁などとは違った、香り高い本来の出汁は、きちんと出汁をとってこそ生まれてくるものと思います。
それは、分かっていても、忙しさにかまけて、鰹節から出汁をとることは後回しにされてしまいます。
しかし、本来の味を子供を含めて家族たちにも味わってもらいたい。
そんな皆さんに朗報なのが、手軽に出汁をとれる、こちらの鍋であり、その挑戦を後押ししてくれるようです。
水が沸騰したら、ザルと鰹節を入れる。さっとザルを持ち上げるだけで、出汁の出来上がり。
まずは、鍋とザルが一体になっているものが少なくて、こちらはザルにあわせて鍋を作っていますので
ジャストサイズの扱いが快適なお鍋となります。
少々深みがありますので、コンパクトサイズの印象ですが、思いのほかたっぷりとお水も入ります。
本体内側には目盛りも付いて、200mlから1600mlまで200mlごとに計測できます。
網目は30メッシュの細かい目となり、綺麗な出汁を引くことができます。
また、あまり細かすぎても、水はけが悪くなり、その点も考慮されています。
本体はステンレス製でIHにもご利用頂けて、保温力がよく出来ています。
内面には目盛りも付いていて重宝です。注ぎやすく、注ぎ口も付いています。
蓋は、ザルを入れたまま載せることができるのが特徴的です。
ザルには脚はないのに自立して、底面は凸状となり、少々浮いていますので、水切れも良いです。
もちろん、ザルなしでも使えますので、インスタントラーメンなどにも相応しいサイズ感であり、
単にお水やミルクを沸かしたり、ちょっとした茹で物にも相応しいです。
夏休みも終わり、暑さも落ち着いてきて、お料理に挑戦するには相応しい季節となります。
まずは、出汁取りに挑んでみてはいかがでしょうか。