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代表者のエッセイ

2017年6月3日

白だしの七福醸造という会社

今月(2017年6月)のたまご焼き器のキャンペーンで、特典としてお付けしているのが、 当社と同じ愛知県の三河地方にある 七福醸造の白だし調味料 「たまご焼きの素」です。 これを卵の中に少し入れていただくだけで、味が決まります。 たまご焼きの味の核心は、やはりダシでしょう。 そこで、ダシをとる手間が省けて、手軽に美味しくダシが味わえる重宝なお品です。 もちろん、ダシを自分で引くことも大切ですが、忙しい時には大変助かります。 そして、これを上手に役立てれば、安易に出来合いのものに頼ることも少なくなるでしょう。 手軽に手作り料理にのぞめて、結果として食費節約にもつながります。 自分の手でダシをとることばかりに縛られず、少し敷居を低くして、 自分の手で作る料理に挑んでみてはいかがでしょうか。
中村銅器 銅たまご焼き器 関西型等のたまご焼き器を当店で期間中に購入いただくと 漏れなく七福醸造たまご焼きの素が特典として付いて参ります。
白だしというものは、聞き慣れないかもしれませんが、 白醤油をベースにダシの旨味をプラスした万能調味料です。 白醤油とは、琥珀色の透明感のある愛知県生まれの醤油です。 この色合いが特徴的で、たまごなどの食材に影響を与えず、食材の本来の色合いを引き立てます。 もともと、白醤油を作って来た七福醸造さんの現会長が、営業マンとして全国をまわっていた時に、 板前さんから「茶碗蒸しを作るのに、ダシを作って冷ましていたら間に合わなくて大変だから、 白醤油にダシを入れたものを作って欲しい。」 その声をヒントに昭和46年に誕生したのが白だし。 この白だしを日本で最初に独自開発したのが七福醸造さんでした。
今回キャンペーンの特典となっています「たまご焼きの素」は、 この白だしに加えて、みりんと砂糖が入っていますが、 白だしだけであれば、万能的に使用できます。 詳細はこちらの「四季の彩り」ページを参照下さい。 こちらは16倍濃縮をうたっていますので、 お吸い物でしたら、白だしと水の比率は、1対15。 白だし小さじ2に、お水150mlのお吸い物が混ぜるだけですぐに出来上がります。 麺つゆでしたら、白だしと水は、1対8で良いです。 さらに、たまご焼きはもちろん、肉ジャガ、煮物、親子丼、野菜炒め、パスタ、浅漬け、茶碗蒸しなどなど 、基本的に和食の味をきちんと調えてくれます。 手軽に使えて、しかも使用後は、キャップを閉めて冷蔵庫に入れておけば、ある程度保存も可能です。
七福醸造さんの経営理念は「私達のすべての基準は、それが世界中の子供子孫にとって、 よいことかどうかです。」 少々お値段は良くなりますが、確かな材料を選んで、経営理念にこだわり続けてくれています。 結果として、価格を訴求する商品ではなく、確かな価値があると信じる商品のみを提供されています。 そこに、食品会社としての誇りと気概を感じることができます。 具体的に、有機栽培の小麦と大豆だけで作られた有機白醤油をベースに、 鹿児島県枕崎の本枯れ節、北海道産昆布、国産椎茸、にがりを含んだ天日塩等を採用。 例えば、本枯れ節は、3度カビ付けすることにより、カツオの旨味が凝縮されている。 すなわち、手間暇をかけて、確かな味を追求するところから確かな材料を調達されています。
先日、七福醸造さんの工場を視察させていただきました。 工場の名前は「ありがとうの里」でしたが、あちらこちらに、「ありがとう」という文字が 掲げられていました。そこには、ピカピカに磨かれたステンレスのタンクがありましたが、 それを毎朝磨くのだそうです。結局、人を磨くことを目指されているとのことで、 トイレ掃除を推奨したり、100km歩く大会を開催したりと、人が磨かれる行事が目白押しです。 それは、確かな食材を前にして、それらへの敬意から自然と生まれてくる態度かもれません。 同じ商売をする者として、大切なことに気づかせていただけました。 当社も「お料理上手は幸せ上手」を掲げて、 家庭の手作り料理を継承して行くことに努めていますが、 その点で七福醸造さんと考えを共にしています。
七福醸造さんの会社に掲げられていたのは、坂村真民の「尊いのは足の裏である」 そこには、「一生 人に知られず 一生 きたない処と接し 黙々として その務めを果たしてゆく」 それは、食品作りの極意なのかもしれません。
そこで、今回のキャンペーンで「たまご焼きの素」をご協賛いただきましたが、 皆さんにも、このような会社が、私たちの地元三河にあることを知っていただければと思いました。 そして、たまご焼き器とともに、白だし調味料を知る機会として下さい。 そして、ますます、自分の手で作る料理を楽しまれて下さい。