大きな災害が起こると、被災地の人たちのために何かできないかと考えます。
しかし、一方で、私たちは自分の足元を見つめ直す時でもあります。
「明日はわが身かな」と置き換えて、自分の地域の防災と減災に生かして行く。
電気・ガス・水道が止まってしまった時に、いかに対処して行けばよいのか。
まずは、お料理道具を販売する当社の視点では、こちらのような
カセットコンロとガスボンベを
用意しておくことをおすすめいたします。
そして、東日本大震災の時にご提案した、こちらのページも参照下さい。
カセットコンロを常備しておけば、ガスや電気が止まっても、
お湯を沸かしたり調理したりすることができます。
これらは自分で自分を助ける、自分の家族を助ける自助という部分ですが
今回のような大きな災害になれば、ご近所と助け合う共助ということを見直しておく必要があります。
もちろん、地域の避難場所がどこであるのかを確認しておきますが、
常日頃のご近所とのつきあいを見直してみると良いでしょう。
こちらでは、自治会と言いますが、その中でも組という10世帯前後の小さな単位の
ご近所さんとのつながりが重要となります。
もしもの場合に、お隣のことを把握できていれば、迅速に助けることができます。
また、相手がこちらのことを知っていれば、迅速に助けてもらうこともできます。
迅速にと表現しましたが、もしもの時は、この迅速さが重要となります。
ほんの少しのことを知っているだけで、命が助かることもあるでしょう。
かたや、知らなかったことが、命取りになることもありうるでしょう。
比較的自治会とつながりが少ないアパートやマンション等で生活をされている方も、
自ら進んでつながる努力も必要でしょう。
今回の地震は、ご近所とのつながりを見直すように、呼びかけてくれているように思います。
かたや、人間関係の煩わしさや、個人情報の漏洩などを恐れるあまりに、避けしまうこともあるようです。
しかし、今回の事態をよく見極めて、今一度よく考えてみることでしょう。