サンマの美味しい季節となりました。こちらのような魚焼き器で焼ければ、 表面カリッと美味しく焼けますが、 只今のガスコンロは温度センサーが付いているため、途中で弱火となったり消火することがございます。 このコンロに付いて考察した「Siセンサーコンロ批判」も参考にしてみて下さい。
そこで、センサーが感知する中央部分に水受け皿を作って、センサーが働かないように工夫された魚焼き器がございます。 水受け皿に水を注いで焼いていただきます。 センサーは250度になると反応しますので、ここに水を入れておくことで反応しないようにいたします。 苦肉の策と言えば良いのでしょうか。 受け皿の高さ半分ほどの水量であれば、ガスの中火なら15分程度もつと説明書には表記があります。 ただ、火力が強くなると途中で付け足していただく必要があります。その場合は、網の上から注ぐことができます。 今回、こちらで実際にサンマを焼いてみました。
網の上で焼いていただきますので、脂が落ちてカラッと焼き上がります。
本体はホーロー製で、網はクロームメッキ加工のスチールとなります。
網も比較的簡単に取り外せて、シンプルな構造ですので、お手入れもしやすい部類だと思います。
網を取り外すと、本体はホーロー製で中央部が受け皿となっています。
基本的には柔らかいスポンジでお手入れいただきますので、魚焼き器はある程度、焦げ付きなどが
残るような外観となります。センサー付コンロでなければ、水を入れずにそのままご利用下さい。
中央部の受け皿部分は、温度も上限100度で蒸気が出て来るので、最初からその上には魚を載せないで、 そこを取り囲むようにして4切れ(2匹)を焼いてみました。 センサー付きコンロでしたが、センサーは反応せず終始強火で焼くことができました。 さすがに、魚焼き器は煙や炎が出ますので、扱いには十分ご注意下さい。 仕上がりは、幾分ウェッティな印象でしたが、焼く場所などを変えながらコツをつかんでいただけば、十分使えるお品だと思いました。 この季節、魚焼き器で美味しいサンマを楽しんでみてはいかがでしょうか。
中央部分を取り囲むようにして焼いてみました。火の通りは場所によって違いがありますので、
場所を変えながら焼くと良いでしょう。魚からの脂が高温に熱せられた本体に落ちると煙や炎が出ます。
換気扇を回して焼いていただくことになります。
今回センサー付コンロで実際に焼いたサンマとなります。
こちらの商品は、販売終了となりました。