只今セール品でご紹介しています ビタクラフトスーパーファイブフライパンのような 多層構造のステンレスフライパンは、内部に熱伝導性の良いアルミが挟まれています。 ステンレスの単層構造(一枚板)ですと、熱伝導性が悪く、熱むらが生じやすいのですが、 アルミがあることにより、その点がカバーされているのです。 しかも、ステンレスは保温性に優れていますので、温度が下がりにくく、 調理する上では、大変優れた機能を持ち合わせています。
ただ、使い方を誤ると思ったように調理できません。特に、予熱が重要となります。 多層構造は厚板にもなりますので、適温の180度になるまでに、少々時間がかかります。 ガスの中火で2分程度が目安であり、一般的なフライパンの倍時間がかかることになります。 そのため、一般的なフライパンと同じ目安で、予熱をしてしまうと、 予熱が甘くて適温の180度に到達しておらず、温度むらも生じやすく、こびり付いてしまいます。
フッ素樹脂のような加工がされていないと、こびり付くという先入観を持たれている方がいます。 こびり付くことは、表面の素材の問題と言うよりも、適温に至っていないことに原因があります。 そのため、そのフライパンにあった予熱をするこが重要となります。 その時、ステンレス多層構造のフライパンは、厚みがあるため、適温に至るまでに時間がかかります。 この点をしっかりご理解いただくと、非常に重宝なフライパンとなります。
ただ、ご飯や麺類などの澱粉質のものは、状態や量にもよりますが、金属に対してくっついてしまう性質があります。 このような調理を快適にする上では、フッ素樹脂がコーティングされたものは大変重宝です。 それでも、多層ステンレスフライパンは、熱伝導性と保温性の両面に優れているので、理想的な熱を伝えることできます。 また、鉄製と同じように末永く使用できて、焦げ付いてもナイロンタワシ等で磨いて落とすこともできます。
上記のビタクラフトスーパーファイブフライパン27cmには、予熱の重要性をご理解いただくための保存版カードと 31ページにわたるCOOKING BOOK付きの取扱説明書が付属されています。
当社扱いステンレス多層フライパンは、その他にもオブジェフライパンと GEOソテーパンがございます。 使い方は基本的に同じとなりますが、スタンレス多層フライパンそのものを見直してみて下さい。