料理道具専門店 フライパン倶楽部

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道具のアフターケア

2013年6月13日・2023年7月7日改訂

まな板の削り直し

湿気の多い時期となり、台所を美しく保つことが、食べる人の健康につながります。 そこで、台所の道具の状態、特にまな板を見直してみましょう。 まな板を美しく保つことで、周りの道具に広がっていくかもしれません。 また、まな板が美しいと気持ちよく調理に挑めて、意欲も高まることでしょう。

その時、まな板は木製がおすすめです。 食材が滑りにくく、包丁も傷つけず軽快に切れます。 当社扱いの木曽ひのきのまな板の厚みは3cmです。 厚みがあることで弾力性に富むため、包丁の刃当たりが良くなり軽快に切ることができます。

また、厚みがあることで重さがあるので、作業中でもまな板が動きにくい。 この安定感が、気持ちよく切れることにつながります。 厚いまな板は、作業効率を良くしてくれるばかりか、包丁の刃を傷めにくくするので、 包丁の切れ味が長持ちすることにもつながります。

そして、厚みがあることで、削り直しが可能です。 長野県南木曽市にあるメーカーの山一に送付頂くことで、新品同様に帰って参ります。 この時代に、大切にしたいサービスをずっと続けてくれています。 詳細はこちらのメーカーページを参考下さい。

木製まな板は、濡らして使い、最後に拭き上げます。

大切なことは日常のお手入れです。 雑菌がまな板表面の傷口に入り込まないようにするためには、 まな板表面を水で濡らして、水の膜を作ってから作業に入ります。 この水の膜によって、臭いも付きにくくなります。 この時、FRパイルクロスをお役立て下さい。

FRパイルクロスで濡らして使いはじめ、 シュロタワシで汚れを落として、 最後にまたFRパイルクロスで拭き上げます。

お手入れは、木曽ひのき特有の抗菌力の働きのために、洗剤を使わず、粉状のクレンザーか塩を使い木目に沿ってタワシをかけます。 傷がつかず優しいシュロタワシがおすすめで、 木目をしめるために、お湯ではなく水を使うのが長持ちのポイントとなります。

その後は、自然乾燥ではなく、しっかりと拭いて頂きます。 その時に、FRパイルクロスが重宝です。 使い初めも、調理中にざっと洗う場合にも、そして最後の拭き上げにも使えます。 なお、拭き上げた後に、アルコール系の除菌スプレーを吹き付けておくと万全です。

こちらのひのき材は、抗菌・抗カビ・殺菌作用がありますので、 その点でもこの季節にはおすすめできる衛生的なまな板です。しかも、削り直しもできて、末永く使用できる。 今一度、まな板を見直してみて下さい。 そして、まな板からはじめて、台所全体に美しさを広げて下さい。