先日、キッチン用品業界で誇れるブランドとして クリステルをご紹介いたしました。 今回は、そのクリステルのフライパンと中華鍋を改めてご提案いたします。 お手入れの楽なフッ素樹脂加工ですので、誤った使い方をしてしまうと フッ素樹脂が短期間で劣化してしまいます。 そこで、説明書通りの使い方をしていただけば、末永く使用することができるとも言えます。 また、適切に使えば、長く快適に使用できるばかりか、美味しく調理ができます。 同じ道具でも、使い方によって大きな違いが生じるのです。 ですから、フッ素樹脂=消耗品という発想は、専門店の販売経験上から、 単に使い方を誤っているだけのことも多いのです。 そこで、説明書等を通じて、改めてフッ素樹脂加工フライパンの扱い方を 学んでいただければと思います。 クリステルも、その点では、きちんとした説明書が付属されていますので、 使用前に熟読されることをおすすめします。 なお、フッ素樹脂に関して詳しく知りたい方は、こちらのページも参照下さい。
クリステルフライパン24pです。フライパン20pを入れ子にしてみました。
ポイントは二つで、火加減は中火以下。 洗うときは、柔らかいスポンジでしっかり汚れを落とす。 チェリーテラスさんのページでは、この二つを守れば、少なくとも5年以上は使用できますとの記載もございます。 そして、商品説明書と別紙で「取扱上のご注意」というメモが付属されています。 ご使用後のお手入れとして、「ご使用後はできるだけ早く、熱いうちにお湯か水を入れ、 洗剤を入れておくと食材が余熱で焦げたり、こびりつくのを防げます。 洗うと簡単に汚れが落ちるようにみえますが、濡れた面を指先でなでると ヌルヌルして油が残っています。残った油は次の調理で焦げた膜となり、 次第に焦げ付きやすくなります。ヌルヌルしなくなるまで、柔らかいスポンジで丁寧に洗って下さい。」 このしっかり良く洗うという、当たり前のお手入れが大変重要です。
そして、焦げ付いた時には、金属タワシや強力なナイロンたわしで磨いてはなりません。 こちらは、説明書に以下の記載があります。 「洗う前にまず鍋に水をはり、数分間沸騰させてから火を止めます。 しばらく放置して温度が下がったら湯を捨て、ナイロンたわし(フッ素樹脂加工面対応の研磨剤つき)で しっかりこすって下さい。水に少量の洗剤(または重曹)を混ぜてから沸騰させると、より効果的です。」 しかも、クリステルは、エクスカリバー加工という構造を採用して、フッ素樹脂が剥がれにくくなっています。 チェリーテラスさんの説明では以下となります。 「エクスカリバー加工とは、鍋表面に無数のステンレス製突起を設け、 その合間にノンスティック・コーティング(フッ素樹脂加工)を施した加工法のことをいいます。 調理や洗浄により、表面に塗っただけの加工(通常のフッ素樹脂加工)はすぐにはがれてしまいますが、 突起と突起の間に埋め込まれた加工は外からの力に対してはがれにくい (摩耗しにくい)という特長をもっています。」 その点では、耐久性のよいフッ素樹脂加工フライパンとも言えそうです。
裏側には、ブランド名が刻印されています。フライパン裏側は底面を張り付けた構造です。
このお手入れを守っていただけば、末永く快適にご利用いただけます。 ただ、耐久性のみから比較すれば、鉄製フライパンの方が優っているとは言えますが、 フッ素樹脂加工ですと、何より汚れをサッと落とすことが魅力です。 お手入れが楽になるのが特徴です。 また、フライパンの実力を評価すると、底厚が5.6oもありますので、厚手のフライパンでもあり、ステンレス多層構造で 内部にはアルミも挟んでいますので、熱伝導性も蓄熱性も良い優秀なフライパンとなります。 なお、中華鍋は、全面厚くなっていますので、側面にも熱を運びやすく 温度むらが解消されます。特に、底面のみに熱が集中しやすい電磁調理器(IH)においては有効だと思います。 そして、ハンドルは着脱ができますので、オーブンなどで調理することもできます。 パエリアをはじめ、そのまま食卓に出すことも可能です。浅いので洒落たお皿代わりにもなるのです。
ハンドルがないと、状況によっては、お手入れもしやすくなるでしょう。 収納面では入れ子にすることができ、ハンドルがない点では収納場所もとりません。 このハンドルを着脱できるのが、クリステルの大きな特徴とも言えるでしょう。 ハンドルも グリップもカラーはいろいろありますので、 時に違ったカラーのものにすれば、お料理にのぞむ気分を変えられるでしょう。 今日はホワイト、明日はラズベリーなどと変えていくのも面白いかもしれません。 ハンドルを一つと限定せずに、カラーバリエーションを楽しんで下さい。 なお、クリステルのフライパンの形状は、浅めですので、返しがしやすくなっています。 側面も、緩やかに傾斜があるので、サッと汚れを落とせます。 側面が垂直に立った寸胴型のものは、底面積は比較的広くなりますが、汚れが落としづらくなります。
クリステル中華鍋24p。裏側は、全面三層構造で凸凹がなくお手入れがしやすくなっています。
そして、何と言っても、その佇まいと言いますか、この道具がキッチンにあるだけで キッチンの空気を変えてくれるほどの存在感を秘めているように感じます。 それが、お料理を楽しくしてくれる要素ともなりえるでしょう。 キッチン道具に求められるのは、もちろん美味しくなる実用上のものではありますが、 それに加えてインテリアの要素も今の時代は求めてられているのだと思います。 あなたのキッチンに、クリステルブランドのフライパン&中華鍋はいかがでしょうか。