餃子鍋を通じて、板厚が厚いお鍋の特徴を前回ご紹介しました。
これは、餃子などの焼き物だけではなく、炒め物にも通じます。
炒め物は、食材の量が比較的多いので、鍋に投入した時、一時的に温度が下がってしまいます。
そこで、厚手のお鍋であれば、しっかりと熱を蓄えているので、食材を入れても温度が下がりにくい。
美味しくなる180度の適温を維持できるのです。
しかも、しっかり予熱をすれば、鍋全体を均一の温度に保てるので、
温度むらがなく綺麗に仕上がります。
そのため、職人が使う中華鍋を製作する山田工業所さんでも、厚手のタイプが昔からあるのです。
通常は1.2mmの厚さですが、1.6mmのものがあります。
ただ、この厚みは、リバーライトさんの極シリーズでは、通常の厚みとなります。
なお、やや重くなりますので、振って使う場合には、力が必要でしょう。
男性であれば、ほどよい重さかもしれません。
共柄30cmの場合、通常の1.2mmに比べると、1.6mmのものは300gほど重くなります。
しかし、ヘラで撹拌する使い方ではあれば、その限りではありません。
当社では、家庭で女性が使用することを想定して、軽い方が相応しいと1.2mmのものを紹介してきました。
軽快に振れるのです。
山田工業所さんのものは、軽さにメリットがあるとも言えるかもしれません。
ただ、最近では、男性が料理をすることが多くなったこともあり、
こちらの厚手タイプも場合によってはお役立ていただけるものと思いました。
加えて、IH(電磁調理器)などを扱う上でも、厚手の方が変形が少ないとも言えそうです。
そこで、今回山田さんにお願いして、1.6mmの厚さで共柄の30cmを作ってもらいました。
腕力に自信のある男性の方には、おすすめです。
こちらの商品は、販売終了いたしました。