茄子、トマト、カボチャ、オクラ、ゴーヤなどの夏野菜の季節です。
これらは、いかに熱を入れるか。その一つが、油通しです。
素揚げと言えば良いでしょうか。
140度前後の油に、サッとくぐらせるだけで、むらなく熱が入ります。
その後に、サッと炒めれば、風味も香りも出て、完璧な野菜炒めとなるでしょう。
この季節なら、夏野菜のカレーも楽しめます。
これらの野菜を煮込んでしまうと、色が落ちて型崩れしてしまいます。
そこで、油通しした野菜をご飯に載せて、その上にカレーをかければ、
綺麗な色合いで夏野菜カレーを楽しめます。
この彩りを楽しむには、油通しが相応しいと思います。
油の出し入れのひと手間はありますが、美味しさにはかえられません。
そこで、お鍋は、天ぷら鍋でも炒め鍋でも良いでしょう。
出し入れするのなら、油の量は少なくても多くても手間は変わりませんので、
温度を保てるたっぷりの油で野菜を通してみましょう。
光り輝く色合いに変貌します。
その時、便利な道具をご紹介します。
中華職人は、ジャーレンを使用しますが、これを家庭用に扱いやすくした商品です。
実店舗で販売歴のある、アイザワさんの家庭用小型ジャーレン。
これで、野菜をサッとすくえます。
パンチングですから、油のお手入れも楽です。
ハンドルも握りやすく、裏面には滑り止めのグリップが付いています。
柄が割と長いので、油から離れたところで処理ができ、火傷などの危険も少ないでしょう。
この油通しで、今年の夏は夏野菜を楽しんで下さい。
家族の皆さんの夏バテ解消にもなることでしょう。