ぶらぶら散歩をしていますと、PTAで顔なじみになった農家の方とバッタリ出会いました。 「何をお作りになっていますか。」「トウモロコシです。」 そして、子供の話になりまして、 「将来、子供たちが、夢をもって農業に取り組んでもらいたいですね。」 それこそ、日本のめざすべき明日なのだと話が弾んでしまいました。 さて、改めて、トウモロコシは地の野菜なのだと見直しました。 そこで、トウモロコシが食べたくなってきました。 軽く蒸して、かぶりつくだけで十分甘く美味しいのですが、 今回は手作りのコーンポタージュに挑戦しました。
まず、蒸したトウモロコシの実をとります。この実取りは、包丁でもできますが、 なかなか難しいものです。手では時間がかかりますよね。 そこで、とうもろこしカッターを使ってみました。
上写真のように差し込んで、真ん中の刃が広がらないように押さえつけながら回していきます。 この刃の部分が広がらないように、押さえるのにやや力が必要です。 刃はステンレスで、こちらは日本製です。
今回は、ポタージュですので、最後に浮かせるコーンだけ綺麗なものを取り置きます。 その他は、外観に大きな問題はないので、上記の道具も有効だと思います。
さて、まずフライパンで、トウモロコシと薄切り玉ねぎをいっしょに炒めます。
今回は、玉ねぎ半分とトウモロコシ2本で、炒めた後は、ひたひたの水を入れて しばらく煮立てます。
一旦、火を止めて、鍋内でそのまま バーミックスで攪拌。
ここで、一般的にはザルやこしきにかけて、粕を除いた滑らかな食感にします。 しかし、今回は栄養価も高く、食材をいとおしみ、繊維の入った食感を楽しみます。 このややドロドロした食感も良いものです。
この舌触りはお好みですが、バーミックスではいろいろ調整できるのが魅力でもあります。 そして、コンソメ1つ、少々の塩と牛乳を注ぎ、味を整えます。 最後に、残しておいたトウモロコシの実を少々浮かせて出来上がりです。(上右図) 結構簡単ですよね。この時期は、冷蔵庫に入れて、冷製ポタージュにしても良いです。 市販の粉末ポタージュに慣れてしまっている方には、 生のトウモロコシから作った本物のコーンポタージュは、味わいも違ってくると思います。 そして、子供たちに、トウモロコシを自慢したくなり、 トウモロコシ農家のおじさんにもプレゼントしたくなりました。 おいしさを知れば知るほど、子供たちも農業の魅力に迫れることでしょう。
バーミックスのチェリーテラスさんのレシピも参照下さい。
フレッシュコーンスープ
とうもろこしの冷製スープ