パートナーシップがあってこそ、商品は長く生き続ける。 チェリーテラスさんと当店のお付き合いは20年以上ですが、出会った当初に、あるトラブルが生じました。 その時、東京から新幹線で当店まで駆けつけて下さり、お互い率直に語り合いました。 その席上で、パートナーへの敬意とともに、商品への熱い想いを感じることができました。 そこには、末永く販売するためのポリシーがありました。 そのポリシーに共感するとともに、信頼が芽生えていました。
先日、店長が訪問した現在のチェリーテラスさん。
当社でも数多くの家電調理品を扱って参りましたが、今日まで販売が続いているのは、バーミックスのみです。 そのバーミックスは、販売から実に67周年を迎えています。 この続いて来た歴史こそ、商品への熱い想いを裏付けてくれます。 そこには、数々の素晴らしい出会いの物語が生まれていて、こちらのページでも以前ご紹介させて頂きました。 そして、調理家電として稀であるグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。
代官山・チェリーテラスさんの店内:クリステル(2021.6撮影)
また、チェリーテラスさんは、品質やサービスに重きを置いています。 バーミックスであれば、単にスイスから輸入したままではなく、 チェリーテラスさんが日本仕様にアレンジしています。 著名な料理研究家とレシピ本を出版。使いやすい周辺道具などをオリジナルで開発。 修理体制を整備して末永く使えるサポート。さらに、東京の代官山ヒルサイドテラスに店舗を構えて 料理教室等を実施して、使いこなしを支援する販売にも努めています。
代官山・チェリーテラスさんの店内:バーミックス(2021.6撮影)
その始まりは、主婦であった井手櫻子社長自らが全国を行脚して、パートナーとの信頼関係を地道に深めて参りました。 やがて、バーミックスは全国に広がり、並行して代官山という街が輝きを増して来ました。 あるいは、代官山という街が、バーミックスを輝かしている。 そんな街との豊かな関係性が感じられます。街を育てることのお手本まで見せて頂きました。 そこには、井手さんの一貫したポリシーのもとにある強い意志、バーミックスへの深い愛情がありました。 おわり
現在のtakatsu店内。
【編集後記】
今回の語りはいかがでしたでしょうか?チェリーテラスと言えば、語りの中にも登場された井手櫻子さん。以前展示会でお会いした時、そのオーラにびっくり。
上品で凛としていて。
バーミックスやクリステルの商品のイメージと、井手さんの雰囲気があまりにも同じでした。ブランドを大切に育て、守り続けるチェリーテラスさん、
これからもたくさん学ばせていただきます!