365日あれば、いろんな日があります。 いつも手が込んでなくてもいいのです。 さっと茹でただけの野菜が、おいしい。 それだけで、もう、すばらしいもの。 もちろん、腕によりをかけるのも素敵です。 肝心なのは、人の手でつくって、たべて、こころも、おなかも満たされること。 あたらしいお気に入りの味を発見したり、いつのまにか旬の素材に敏感になっていたり。 食が生み出す豊かさを自分らしく楽しむ、そんな日々が、ずっと続いていくことです。 ぐつぐつ、コトコト、じゅうじゅう、ぱちぱち。 料理という、ささやかで、かけがえのない営みをそっと支え続けたい、味わい鍋です。(カタログ抜粋)
あの「味わい鍋」がブランドを再構築してスタート。 数年前に諸事情で取扱いを終了しておりましたが、 看板店主であるタカツのおじいちゃんがお気に入りだったこともあり、うれしいお知らせでした。 実は30年前の実家でも片手鍋を使っていました。 少量の揚げ物用でしたが、大学生だった私は母に「これすごく使いやすい!」と 感激して伝えたことを今でも覚えています。 そんなことが巡り巡っての再登場。
改めてサンプル品を使わせていただきましたが、やっぱり使いやすい。 そして、料理が美味しい!揚げ物はさっくり&ふっくら、煮物もお米もふっくら。 無水調理で野菜の旨味たっぷりだから調味料が少なくすみヘルシー。 美味しさにコツはなく、お鍋の力のみ、そう思います。
フタに重さがあり、この厚みが美味しさの秘訣ですが、本体は厚みの割りに軽いです。 表現が難しいですが、アルミ鋳物の"ふっくらした"重み。ずっしりではないのです...。 そして、お手入れのしやすさも魅力。 加工モノという理由だけでなく、丸みを帯びた形もあると思っていて、揚げ物の後片付け時はより実感できます。 スルスル〜と気持ちよく洗浄できます。
片手鍋は煮物やスープ、ちょっとした揚げ物に。 両手鍋は羽釜のような形で炊飯にもおすすめですし、煮込み料理にも最適で、フタはフライパンとしてお使いいただけます。
お鍋を長持ちさせるコツは、金属製ヘラはキズがつくので使わないことと、 調理は一旦温まれば中火以下で充分なので火力を強くし過ぎないこと。
そして、今回の復活でフッ素加工の再塗装が可能になりました。 実家で使っていた片手鍋は加工が剥がれて手放してしまったようなので、再塗装ができるのはとてもうれしいサービス(有料)です。
実店舗で長くご贔屓いただいているお客さまの中にも 「味わい鍋を使ったらこれ一筋」と、 そんな熱烈なファンがいる隠れた名品でもあります。 普段の暮らしに寄り添い、気負わずにお使いいただける良質なお鍋です。
煮込み料理はもちろん、羽釜のような形で炊飯にも。フタはフライパンとしても使えます。 フラットなフタで収納もすっきり。