
秋の収穫の時期になると、取引先の中尾アルミさんが北海道から玉ねぎとジャガイモを送ってくれます。 いつもスタッフでお裾分けするだけで終わってしまうのですが、今年は大学生たちにカレーを作って振る舞ってみました。 もちろん、中尾さんのアルミのお鍋を使ってです。鍋であれば何でも同じではないことも、仕事柄お伝えしたいところですね。 その大学生とは、地元の豊橋技術科学大学の建築・都市システム学専攻の皆さんで、 先日まちづくりの集まりでお世話になりました。
中尾さんから送られて来た玉ねぎとジャガイモです。
実店舗がある広小路通りのことを研究発表してくれた皆さんでしたが、学生たちの発表を受けて 仲間の皆さんとグループに分かれて議論して、通りの未来を考えてみました。 詳細は、こちらのInstagramから閲覧することができます。 歩道と車道のあり方、灯りや街路樹のあり方、通りのゾーン分け、合意形成の仕組みなど さまざまな視点で学ばせて頂きました。学生たちの担当教授は、小野悠先生で、先日の集まりでは 「とりあえず広小路へ」という提言を頂きました。
中尾アルミ打出料理鍋にカレーの材料を入れて撮影しました。
さて、そのお礼を込めた集まりで、タイムリーに中尾さんから玉ねぎとジャガイモが届きました。 その中尾さんのアルミのお鍋は、プロが使う道具でもあり、素材はもちろん、厚みや形状も考慮されて美味しく調理ができます。 今回は、中尾アルミ打出料理鍋33cmでカレーを10人分を想定して作りました。そこそこに厚みもあるのです。 また、キングポット半寸胴鍋24cmでは、1.5升(2s)の白米を炊いてみました。こちらも厚みはあるので炊飯にも相応しいです。
中尾アルミキングポット半寸胴鍋で2sのお米を炊きました。
玉ねぎとジャガイモは北海道産でしたが、その他は地元の食材を使い、地産地消を意識して作りました。 お米は、女神のほほえみ という豊橋で生まれた大粒で粘りと甘みのあるお米。 サラダは、サニーレタスですが、これも豊橋発祥です。今回は、サニーレタスだけで、ドレッシングで頂きました。 デザートには、地元の次郎柿と地元夏目製菓のかりんとうというメニューでした。これらは、豊橋技術科学大学近くにあるJAの食彩村で買い付けて参りました。
中尾さんのお鍋を真ん中に10名で囲んだテーブルの光景です。
今回は、私の両親も参加して、親睦を深めました。私の父親は、自分が取り組んだ広小路のまちづくりのことを 嬉しそうに語っていました。 まちなかに人を住まわせる都心居住に舵を切って、まずは、野村證券の豊橋支店長より野村総研を紹介頂いたお話。 竹中工務店が参加して、その過程で豊橋技術科学大学の大貝先生にお世話になったお話。 安倍元首相が応援してくれたお話などなど。運が大切との自慢話でしたが、現実味がある印象でした。
そして、学生の皆さんからも一人づつお国自慢をして頂きました。 長野県中野市から始まり、兵庫県神戸市、豊橋市、島根県安来市、栃木県下野市、兵庫県明石市、徳島県阿南市と 出身地は多彩でした。 神戸の話題が出ると、両親たちは、神戸の震災後すぐに視察に訪れて、現場を見てマンションを免震構造で建てることを決めたとのことでした。 善光寺前の御影石通りの話、安来節の話、大内石の話、明石の漁業の話、日亜化学と神山まるごと高専の話など興味は尽きませんでした。
お店が食卓になる光景ですが、未来のお店はこんなイメージです。
半寸胴鍋24cmでお米2s、料理鍋33cmでカレー10人分ばっちりでした。やはり多めに作ると美味しくなります。 ほぼ完食となりました。このように高齢者と若者が向き合って食べることは、当店の目指しているものです。 中尾アルミのお鍋とともにこのような光景を少しづつ広げて、社会課題に貢献できる商売を目指して参りたいです。 来月は中尾アルミ企画展もございますので、皆さんも是非、 中尾アルミのお鍋を見直して下さい。そこに幸せも待っていると信じます。





































































