常連のお客様が主婦と落語家の二刀流で活躍しています。この夏、小市民寄席があり当店も協賛。すると、協賛広告に言葉を添えてくれました。「良い料理道具を揃える事 それが調理の方程式」そんな楽しい紹介をすべての協賛店にしてくれます。そして、そのお客様が楽しんで活動をされている。それがストレートに伝わってくるのです。
お客様の芸名は「飴屋きゃんでい」紹介文は右でした。「昨年の小市民で鮮烈なデビューを飾った彼女。新人ながら漫才にコントに寄席踊りにと、八面六臂の大活躍であった。『今年は土日両日とも漫才の出番があるけど、来年はトリになっちゃったらどうしよう?』妄想は膨らむばかり、相方は困るばかりである。」味わい深いのです。それをご紹介します。
この小市民寄席は今回で46回目となり、もともとはお父様がはじめたとのこと。
ところが、亡くなったお父様のことがブログに綴られていました。
「私の父は2度も離婚しており、家庭人としては完全に失格。
そのほかにもいろいろ問題があって、お世辞にもいいお父さんとは言えなかった。
けど、私の周りに、たくさんの素敵な人たちとの接点を残してくれた。」
「楽しんだもの勝ちといつも夫は言うが、その通りだと思う。
近親者を亡くして、その言葉通りなのだと確信を持った。
薄っぺらな、気分だけの言葉じゃなくて、さまざまな思いを含んでいる言葉だと思う。
そういう『楽しんだもの勝ち』なのだと思う。
生きてるうちに精一杯のことをして、精一杯楽しまねばね。」
これって、人生の勝利の方程式ですよね。それが解ければ、人生って飴のように甘い。きゃんでいさんの舞台がそれを実証してくれるのだと思いました。
詳細は、豊橋落語天狗連のページからご覧下さい。