中尾アルミ製作所の営業担当:笹部貴明さんがご来社下さいました。年に1回発行される中尾さんのカタログの表紙が
新しくなりました。中尾さんの道具は、業務用の皆さんから支持を集めていますが、これからは家庭の皆さんに広げて参りたいです。
今回のカタログの巻末には、製造現場の茨城・高萩工場の訪問記が6ページにわたり掲載されていました。
私も訪問記を綴っていますので、ご興味のある方は、
こちらよりご覧下さい。
中尾さんのカタログ2025
今年は、金物屋の原点に返って、中尾さんとも何か企画展を開催したいと希望しています。
まだまだ知られていない優秀な道具を、是非皆さんにご紹介したいです。
アルミと言う素材は、熱伝導性に優れて、お料理を美味しくしてくれます。
鉄製と比べると、地金がシルバーですから、トマトソースなどが美しく映えます。
熱の通りも早く、むらがないために、油返しの必要もなく、予熱も短時間で適温に至ります。
安全性の面でも問題はないですので、こちらのページ(note)を参考にして下さい。
特に、パスタなどソースと絡めたり、少量油で揚げたり、焼いたものをそのまま煮込むなどはお得意です。
今回、笹部さんが当店にすすめてくれたフライパンが、アルミの厚手のシリーズ・プロキングのフライパンです。
昔からある道具なのですが、陰に隠れてしまっている印象もございます。
正式名は、パエリア片手(打出)となりますが、パエリアパンだけでなく、フライパンとしてもご利用頂けます。
底面積が広くなり、ハンドルも短く真鍮製ですので、オーブンにも利用できて、そのまま卓上でお皿代わりにもなります。
デメリットとしては、電磁調理器(IH)では使えない。ハンドルは鍋つかみが必要です。
それでも、3ミリという厚みがあるにも関わらず重くはなく使いやすいです。
このような確かな道具を、改めて当店でも見直して、分かりやすい言葉で少しづつご紹介して参ります。
なお、24cmの紹介でしたが、他に15cm、18cm、21cm、27cmもございます。詳細は
こちらよりお問合せ下さい。
底面全体、側面も打ち出されて美しいです。短いハンドルが特徴です。