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朝のスタッフ会議

2024年9月12日

燕三条 工場の祭典

2013年から始まった「燕三条 工場の祭典」が今年も来月3日から6日まで開催されます。 皆さんの使われている道具は、新潟県燕市および三条市で作られたものかもしれません。 当店で販売している多くの商品は、この燕市および三条市で作られています。 そこで、この祭典ですが、オープンファクトリーとして製造現場の工場をどなたでも見学できます。

この祭典を知ったのは、以前当店でも取り扱いがあった包丁のタダフサの曽根忠幸さんからでした。 お会いした当時は、この祭典に熱く取り組まれていたことが懐かしいです。 今日は、さらに広がりをみせた祭典に至っているようです。 曽根さんたちは、製造現場を見てもらうことで、未来の職人を育てる視点をお持ちでした。 それが、作り続けることにつながる。

初回2013年の記録によると「燕三条 工場の祭典」の原点を以下のように綴っていました。 「新潟県三条市・燕市および周辺地域の工場を一斉に開放し、ものづくりの背景を伝えたい。 どのような職人が、どのような場所で、どのような技術でものをつくるかを知ってもらい、手仕事の価値を実感してもらいたい。」この手仕事の価値こそ当店がお伝えしたいことです。

そして、創設当時は右の五カ条を掲げていました。  1.KOUBAでは、誇りを持って何事にも全力で取り組む事  2.KOUBAで、ものづくりの本質を人々に体感してもらう事  3.KOUBAが活性化することで、地元地域の雇用に貢献する事  4.KOUBAでの仕事が、子供達にとって憧れや夢となる事  5.燕三条のKOUBAを、ものづくりの聖地にする事

さらに、モノ作りの歴史を こちらのページで整理していました。 「いまに受け継ぐ、金属加工の技は、いかにして始まったのか。」 和釘から始まり、農具、さらに包丁へと時代の変遷とともに製造品目が広がる。 それは、三条商人たちが全国を駆け巡って、必要とされているものを聞き出したことによる。 さらに燕では、地場の銅にもいち早く目をつけて銅製品を作るようになる。

燕市産業史料館で主査学芸員をつとめる齋藤優介さんの言葉が印象的でした。 「三条は製品を深め、進化させていく地域です。一方燕は製品の幅を広げていく。 縦軸に拡がる三条と横軸に拡がる燕。両者がいて、燕三条の産業は発展していったのではないでしょうか」 このように、燕市と三条市が一体となった取り組みにも価値があると思います。

この秋、新幹線で東京から2時間程度で行けますので「燕三条 工場の祭典」をのぞいてみてはいかがでしょうか。 使い手も、作り手の現場を知ることで、使い方が大きく変わると思います。 そして、モノへの向き合い方が変われば、地球温暖化をはじめ、様々な問題の解決に通じます。