当店と同業である静岡市に本社のある三保原屋さんの地域で大雨災害があり、本店地下が浸水してしまうなど
24日(土)は臨時休業。ところが、スタッフの皆さんのご尽力により、幸い翌日25日(日)から営業を再開。
「何気なく送っていた日常が本当に有難いことで、シャッターを開けて通常通り営業でき、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。」
ご返信を本日頂きました。
また、本日時点では、静岡市清水区の断水状況が続いているようですが、お見舞い申し上げます。
今回の緊迫した状況を
三保原屋さんのツイッターで知ることができたのですが、被災下での三保原屋さんの情報発信に
老舗としての心意気を感じました。また、このようにツイッターというツールを生かすことができるのだとお手本を示して頂いたようでした。
自店の営業情報はもちろんのことですが、リツイート機能で、行政からの災害情報はもちろんのこと、
井戸水を提供しているところの情報、その給水にあたっての便利な方法まで、多くの人が助けられたのではないでしょうか。
また、静岡市由来の芸能人などの応援メッセージは、被災下で勇気を与えてくれますね。
そのような地域の人が今必要としている情報を拡散されていました。
この一連の情報を閲覧すると、皆さん地元愛に溢れていて、その真ん中に老舗である三保原屋さんがある。
そこで、関東大震災時の新宿中村屋の「商人の義務」を思い出しました。
罹災を免れた中村屋は夜通しでパンやまんじゅうを製造し原価に近い価格で販売。
そこから中村屋が飛躍したように、ここから三保原屋さんもさらに飛躍されますように。