今回は、豊橋国際交流協会・事務局長の堀洋文さんです。
その未来像は「世界に開かれ世界に友人をもつ街」でした。
豊橋で生活する外国籍の皆さんは、言葉をはじめ、さまざまな障害が生じます。
そこで、日本語教師ボランティアの皆さんが献身的に関わっていました。
そんなご苦労のある外国籍の皆さんに寄り添う活動をされていました。
こちらより視聴できます。
単に国際交流を楽しむだけではなく、実生活で困難に直面している外国籍の方々の友人となっていました。
その象徴的な事例が、会報誌コミュニステーション127号で感謝を綴っていたバナバス・ヌヌさん。
ソロモン諸島のバナバスさんは、日本に嫁いだ妹さんがお亡くなりになり、
お母様と一緒に来日したもののコロナ禍拡大で帰国できなくなりました。
そんな時に、協会の皆さんをはじめ、わが故郷の皆さんがバナバスさんのために、帰国できるように
関係者に働きかけたり、豊橋滞在中の生活を支えておられることを伺いました。
そして、「豊橋に来て、驚いたことの一つは、農業がとても盛んであることです。」
日本滞在を強いられたものの、一番興味のあった農業の見聞を広めることができたことを喜んでいました。
わが故郷の農家の皆さんも心を開いてバナバスさんを迎えたのだと分かります。
「現在の私の目標は、豊橋での体験や経験を通じて学んだこと、発見したことをソロモン諸島に持ち帰り、
村作りに役立てることです。」ここに世界の友人ありと思いました。
実は、ごく身近なところに、世界の友人はいます。まずは、行動していくこと。すると、世界は開かれます。