今回は、イノチオホールディングスの石黒功(いさお)さんです。
「農業を希望に溢れた産業にする」大きな志を掲げて「いのちに感謝し、いのちを育む」を社名に込めていました。
石黒さんは、豊橋駅前再開発組合の理事長でもあります。
その再開発ビル「エムキャンパス」東棟が竣工したタイミングでお話を伺えたことは、天からの機会だと感じました。
こちらより視聴できます。
昨年、石黒さん夫婦が当店にお買物に来て下さり、従業員の結婚祝いを探しておられました。
私の方から、お二人が自分たちで人生を切り開いていく願いを込めて、グローバルの包丁をおすすめしました。
それから短期間のうちに何組かカップルが生まれて、その都度包丁を購入頂きました。
石黒さんは曰く「愛情をもって社員とかかわり、社員の成長のために全力を尽くす」
さらに、商売の面では、ドラッグストア・ホームセンターも展開していましたが、
創業者の言葉を思い出します。「心の底から同業者と仲良くできるよう、何か違った仕事がしたい。
できるなら愛知県内で誰もやらぬものを、日本中で誰もやらぬものをやってみたい。」
その結果、競争が激しい業界から身を引く大きな決断をされて、農業分野に特化して参りました。
創業者や先代の教えを道標にしつつ、素晴らしい出会いを体験されていました。先代は経営コンサルタントの一倉定さん。
石黒さんは京セラ創業者の稲盛和夫さん。
そして、教育学者の森信三さんの言葉が心に響きました。
「人生、出会うべく人に必ず出会える。それも一瞬早からず、一瞬遅からず。
ただ、自分にその求める心がない限り、その機会は与えられない。」