家事問屋ホットパンは、kaicoの会に参加した時に、 下村企販さんとメーカーの小田島さんとデザイナーの小泉誠さんが、こちらの試作品を前にして、 夜遅くまで議論を重ねていました。実に3年近くも商品開発に時間を要してきた待望の商品。 こだわりが随所にあり、しかも手軽に美味しくホットサンドができる。 おすすめできる日本製のホットサンドメーカーがついに誕生いたしました。
何といっても、厚手のアルミ鋳物素材(側面3mm、底面3〜6mm)ですので、抜群の熱伝導性と保温性を誇り 綺麗に焼き目がついて、内部もふっくらと仕上がり、しかも失敗が少ないです。 初心者でも手軽に焼けるので、その点ではお子さんやご年配の方にもおすすめです。
本体は深みがありますので、6枚切り2枚でもきちんと収まります。 具もたっぷり入る。 そして、縁周りを密着する構造ですので、具も漏れることがありせん。 この構造も画期的だと思います。 また、溝が付いているので、焼き目が綺麗に入ります。 そして、ハンドルは、ステンレス材で熱伝導が悪いため、ほぼ素手で扱うことができます。
本体は2枚のグリルパンを組み合わせて、上部の蝶番(ちょうつがい)で挟みますが、それぞれ独立して離れるようになっています。 出来上がった時に、グリルパンを外すと、中味のホットサンドが大変取り出しやすくなります。 外せることにより、お手入れも隅々までできます。 また、蝶番で挟んでいる時は、90度のところで止まるようになっているので、その点も便利です。 この蝶番構造も画期的だと思います。
また、電磁調理器(IH)でも綺麗に焼ける点も嬉しいところです。 そして、1回焼くと、しばらく本体は熱をもっていますので、 2枚目以降は、予熱する時間は大幅に短縮できて早く焼けます。 目安の時間としては、予熱で適温になっていれば、中レベルの火加減で 表面3分、裏面2分の正味5分程度で焼けてしまいます。 なお、初めの予熱は中レベルで90秒前後となります。裏返しした時は、しばらく火を強めると良いでしょう。
多少火加減が強くても、グリル本体の厚みがあることで、黒焦げにはなりにくいですが、 基本的に温まったら中レベル以下を基本としてみると良いと思います。 この火加減を、ご家庭のコンロでつかんで頂くことがポイントになるでしょう。 使い初めは、少々試行錯誤を繰り返し見て下さい。それでも、失敗は少ない道具だと思います。
今回は、キャベツたっぷりに、チーズとハムを挟んで作ってみました。 お好みで様々なものをサンドしてみて下さい。 挟んで焼くだけで、食生活がぐっと豊かになります。 少々高額ではありますが、それだけの価値は十分にある一品だと思います。 開発に時間をかけて下さったゆえに、その分使い慣れるのも早くなるような気がいたします。 開発者に敬意を表しつつ、焼くことを楽しんで下さい。
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