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道具のアフターケア

2018年9月26日

木曽さわら飯台・おひつのお手入れ

木曽さわらは、雨露酸類に強いと表現されますが、耐水性・耐湿性に富み、耐酸性に優れています。 なお、木質によっては、木ヤニ(天然樹脂)が購入時から付着してくる場合もありますが、こちらは木から生じる天然成分となります。 べとべとした肌触りが気になる場合は、食酢等で拭き取って下さい。なお、人体へは無害です。

お米の研ぎ汁に浸して、アク抜き・匂い抜きをします。

まず、使い初めにアク抜き・匂い抜きをしていただきます。 お米の研ぎ汁を飯台及びおひついっぱいに入れます。 そのまま3時間程度放置します。その後は、水洗いして拭き取り、日陰干しで乾燥させます。 これで、大方の匂いがとれます。多少の匂いが残っても、天然の木の香りは使用ごとに徐々に弱まって参ります。 なお、アク抜きをする時は、シンク等の水が漏れてもよい場所で行って下さい。

棕櫚の束子で水洗いして、拭いて乾かします。

使用後は、10分程度水に漬けておいても良いですが、 そのまま棕櫚の束子で水洗いして頂きます。 できれば、専用の束子があれば、ベストです。なお、パーム素材のシマシマの束子ではなく、 柔らかい棕櫚の方が木製には優しいです。基本的に洗剤は使いません。 その後、よく乾いた布で拭いて完了です。できれば、キッチン用アルコール除菌スプレーを霧吹きしておくとベストです。 なお、陽の当たらない風通しのよいところに収納保管下さい。