ambaiトングとなります。
フォームレディーさんがデザイナーの小泉誠さんと手掛ける ambaiシリーズは 使いやすいお品が多いです。その中でも、ambaiトングはおすすめできます。 今回はambaiトングを、他のトングと比較しながらご紹介して参ります。
左側が柳宗理トング、右側がambaiトングとなります。長さに注目して下さい。
熱いお鍋の中から取り出すパスタなどは、少し長さが必要となります。 かといって、長さがあると収納がしづらくなるために、ほどほどに長さがあると重宝です。 その点で、柳宗理トングやは少し短い印象で、 ambaiトングは、カラートング 程度の長さがあり、その点で相応しいと思います。
左側がカラートング、右側がambaiトングとなります。長さと開き具合に注目下さい。
また、収納する時に、開きすぎていると場所をとってしまいます。 この3つの開き具合はほぼ同じで、ほどほどでバランスがとれていると思います。 その点で、ワンクリックトングは、 閉じておくことができますが、開いたり閉じたりは少々手間がかかることと、 その部分のお手入れがしづらくなる点が生じます。 やはり、シンプルな作りは、お手入れがしやすく衛生的です。
左側が柳宗理トング、右側がambaiトング、奥がカラートングとなります。
そして、一時的に置いておく時に、ambaiトングは一点のみで置けるので衛生的です。 また、先端が狭くなっていますので、お豆などの小さいものをつまむことができます。 菜箸と同じ感覚で使うこともできるでしょう。この形状ではありますが、パスタをつかむ上でも問題はありません。
左側が柳宗理トング、右側がambaiトングとなります。板厚に注目下さい。
手にした時の重さ、開閉時の硬さなどもポイントなります。 これは実際に体感頂くと一番良いのですが、ambaiは比較的軽くて、柔らかな印象で、カラートングも同程度。 かたや、柳宗理トングは、短めではありますが、少々厚みがあるため重く、開き具合も少々硬めですが、 しっかりと作られている印象がございます。かと言って、重すぎる感じではありません。 末永く使っていく上では、開閉具合も変わることなく安定感があるかもしれません。
左側がカラートング、右側がambaiトングとなります。
amabiトングと柳宗理トングは、ステンレスの一枚板でお手入れも楽ですが、お湯の中に漬けてしまうと 持ち手も熱くなります。その点で、カラートングは先端が樹脂製ですので、フッ素樹脂加工の鍋やフライパンを 傷めず、持ち手も熱くならないメリットはあります。ただ、劣化したり、ガス火で誤って損傷させたり、 樹脂とステンレスの境目など汚れが溜まる要素はございます。
どのようなものをつかむことが多いのか。どのような場面でつかむことが多いのか。 ご自分の用途を想定して頂き、ご自分に相応しいトングを選ばれて下さい。