5月8日に今年も母の日を迎えますが、当社でも
「母の日」特集として
お母さんへの贈物のご提案をいたしています。
改めて、母親とはどのような存在であるのかを考えました。
自分らしく自由に生きている人たちから、私が個人的に感じることは、
その背後での母親の影響力の大きさです。
子供たちが、母親の意思ではなく、自分の意思で行動した時に、
まず気にかけているのは母親の存在のように思います。
それが周りと違ったものであると、意外と私たちの世界は、安易に批判を浴びせやすい。
ところが、母親たった一人が信じていてくれるだけで、
その子供は自信をもって、それを貫くことができるのだと思います。
今回母親のたまご焼きを思い浮かべました。
母親と同様にたまご焼き器も、子供たちをいつも受け入れ、黙って見守ってくれているように思います。
やはり、人間は弱いもので、自分だけでは自信がなく、誰かが信じてくれなければ、
それを貫くことはできないもののように思います。
そうであれば、自分で自分のことを決める生き方は、その自分の意思決定を尊重してくれる存在が必要です。
自分を大切にしてくれるとは、自分の意思を大切にしてくれるとも言えるでしょう。
それが、まず母親だと思うのです。
その意味では、このような母親の存在があってこそ、人間ははじめて、
自分のことを自分で決める自由あるいは自信をもつことができるのでしょう。
ですから、自由に生きるためには、母親のような自分を受け入れてくれる大きな存在が必要なのだと思います。
そして、その自分が受け入れらていることは、どのような時に感じることができるのか。
もちろん、「おまえを信じているよ。」言葉でもって分かることもあるでしょう。
しかし、その多くは、黙って、微笑みをもって、食事を用意してくれる母親の後姿にあるように思います。
そして、その食べ慣れた母親の味は、心に落ち着きを与え、語らずとも信じてくれているのが分かるのです。
そんなお料理を作る母親を支えているのが道具たちでしょう。
今日も子供たちのために、黙々と食事作りをする母親を、道具たちと同じように当社も応援したいです。
そして、その子供たちが、自信をもって堂々と、この世界で自分を生きて行くことを願います。