一人暮らしが始まって、お料理をしようと思っても、何かきっかけがないとできないものかもしれません。 まずは、すべてを手作りと考えるのではなく、手軽にできるものを少しだけ添えてみてはいかがでしょう。 そこで、簡単にできるものとして、大根おろしをおすすめします。 包丁で大根を輪切りにして、皮を剥いて大根おろし器でするだけです。 ちりめんじゃこがあれば、大根おろしに、酢醤油をかけて、手早く一品ができます。 スパゲッティやハンバーグに、焼き魚や天ぷらにも、添えることができます。 自分の手で作ったものを添えることで、手応えを感じていただければ、 それが手作り料理へのきっかけになるのかもしれません。
そこで、気持ちよくおろせる大根おろし器を紹介いたします。 和田商店プロおろしVです。 こちらは、おろし金の板の部分が工夫されています。 おろしはじめの手前の時点では大根と板の接地面が少なく、向こう側に行くに従い、 しだいに多くなる湾曲構造で抵抗が少なくなり、しかも傾斜していておろしやすくなっています。 また、底面には滑り止めゴムが付いてぐらつかず、しっかりおろせます。 手早く沢山おろす上でも、おすすめできます。 しかも、水切りの受け皿が付いていますので、おろした大根も水っぽくありません。
この道具には、随所に工夫があることで、手軽におろすことができます。 これぞ、道具を体感できることでしょう。 このような道具との出会いを通じて、お料理への関心も生まれてくるのでしょう。 すこし大きめですが、その分おろしやすくなります。 また、場所をとらないことを優先させるのでしたら、 オクソ大根おろし器もおすすめします。 こちらも樹脂製とは言え、おろしやすく、水切りも付いています。
また、実店舗で長年定番の大根おろし器をご紹介します。 ポーレックスのセラミックおろしです。 こちらは、お皿感覚で、おろしながら大根が縁に溜まって行きます。 受け皿なしで手軽におろせます。 特徴的なのは、本体裏側の接地面に、シリコン材の滑り止めが付いている点です。 置くところが濡れていなければ、動かず安定感よくおろせます。 場所をとらず、お皿と一緒に収納もできますが、刃先を傷めないように気を付けて下さい。 3サイズありますが、一人暮らしの大根おろしであれば、こちらの中サイズで良いと思います。
もう一つが、京セラのおろしプレートです。 こちらは、ボールなどに載せて、下にすり落としていくタイプとなります。 受けるものが必要とはなりますが、ツール類と同列で、壁などに掛けて収納できます。 その点では、あまり場所をとらない印象もあります。 オクソ大根おろし器と同様で 樹脂素材とはいえ、おろしやすくなっています。 ボール等の縁に引っかけるストッパーが底部にあり、滑りにくくなっています。 加えて、柄がフラットではなく、やや下向きになっているので、おろす面が少し傾斜になって おろしくやすく工夫されています。 ハンドル上部には、薬味プレートもあり、しょうがやわさび、にんにくなどにもご利用いただけます。
このように大根おろし器もさまざまですが、ご自分に相応しい道具を選んでみて下さい。 そして、自分でおろした大根おろしで、手作り料理をほんのりと味わってみて下さい。