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2015年6月12日・2022年3月14日改訂

ステンレス製フライパンならクリステル

クリステルには、 ステンレス製フライパンがございます。このステンレス製フライパンのことは、 こちらのnoteページで整理されています。 ステンレス製は、火加減をつかんでいただけば、優秀で大変重宝なフライパンです。しかも、末永く愛用できて愛着も増します。 基本は、きちんと予熱をしていただき、弱火で調理することです。 その点は、鉄製フライパンと同様の扱いですが、この火加減をつかんでいただけば、省エネにもなりますし、美味しく調理もできます。


浅くて底面積が広いタイプとなります。底面は5.4mmの貼り合わせで厚くなっています。

お使いの上での注意点をあげます。予熱の目標は、フライパン底面全体を均等に180度にすることです。 その時のポイントが均等です。そのため、鉄製フライパンでは油返しを行いますが、こちらのフライパンで行っても結構です。 ただ、こちらは熱伝導性に優れますので、油を敷く程度でも大丈夫でしょう。 気を付けていただきたいのが、強火を使わないことです。 強火は、どうしてもある箇所のみに熱が偏ってしまいます。 中火以下を原則にして、少し時間をかけて温めて下さい。 なお、メーカーでは、ホットケーキを焼く時にしばしば用いる、濡れ布巾で一旦冷ます方法を推奨されています。 これを行うことで、底面全体を均等に温めることができます。 また、高温になっているところの温度を下げることができます。


外側の縁は、比較的段差がなくお手入れがしやすく工夫されています。裏面もフラットで洗いやすい。

きちんと予熱ができれば、蓄熱性は抜群ですので、あとは弱火で理想的な熱を食材に伝えることができます。 予熱後の火加減も強くならないように気を付けて下さい。 こちらのステンレス製フライパンは、熱伝導性も良く、フッ素樹脂が加工されていません。 気持ちよく熱が入って行くのですが、火が強すぎると200度以上の世界にすぐに入ってしまい焦げ付いてしまいます。 かたや、フッ素樹脂は熱伝導性が良くないために、同じ感覚で使ってしまうと、ステンレス製の方は高温になりやすい点を考慮いただくと良いでしょう。最初のうちは、失敗も多いかもしれませんが、試行錯誤を繰り返すことで、火加減がつかめて参ります。この火加減がつかめたら、一生の財産となるでしょう。

しかも、鉄製フライパンと違って、洗剤を使って、きちんと汚れや臭いを除去できることが特徴です。 加えて、鉄製フライパンと同じように、ナイロンたわし等で磨いていただいても結構です。 焦げ付いても、すぐに磨いてリセットできるのが特徴です。末永く使える点も道具として相応しいでしょう。

また、フッ素樹脂のように油が弾かず、油膜が水平方向に広がるのもメリットとも言えます。 鉄製のものは、それに加えて、垂直方向にも油が浸透して、油馴染みが良くなります。 油と一体になって調理できるので、温度むらが少なくなり、焼き目も付きやすくなります。

ハンドルが着脱できるので、オーブン料理にも相応しいです。そのまま卓上に出してお皿替わりにもなります。 お手入れも丸洗いできて、隅々まで洗うことができて衛生的です。

収納面でも違ったサイズのものを重ねることができます。オーブンに入れて、そのまま卓上に出すこともできます。 ハンドルの着脱ができるのでお手入れもしやすいです。そのハンドルのバリエーションが豊かで、 ムティネストラーテウッドからお好みのものを選択できます。 必要であれば、グリップもお役立て頂けます。(※ハンドル、グリップは別売りです)

ムティネブラックハンドル

ストラーテハンドル

ウッド(ウォールナット)ハンドル

鍋専用のものとなりますが、同サイズのドームガラスふた をご利用いただけます。(ただ、縁の構造に違いにより、きちんとは収まらず無水調理には不向きではあります。) そして、何よりも洗練されたフランス製のおしゃれなデザインは魅力です。クリステルのステンレス製フライパンはいかがでしょうか。


20cm、24cm、28cmを重ねてみました。シンプルに収納できるのが魅力です。