お肉を美味しくする道具をご紹介します。
和牛などの高級な肉ではなく、安価なお肉は筋(結合組織)が多いものです。
そんなお肉を美味しくいただくには、筋を切ると良いでしょう。
筋が切れることによって、歯切れよく噛みやすくなります。
そこで、櫛状に刃を付けた構造で、肉の筋などに切れ込みを入れる道具が
ミートテンダライザーです。
精肉店で使われていることもありますが、今回は家庭用で手軽に使える商品です。
筋だけではなく赤味にも切れ込みを入れることで、
熱の通り道を作ることができます。そのため、比較的早く焼き上げることができます。
また、筋が切れることで、肉が縮みにくくなり、均等に焼き目が付きます。
メーカーによると、輸入物ロース(トンカツ)や硬いお肉(牛ロース・モモなど)に
おすすめできるとのことでした。
基本的には、筋の多い硬い肉にお役立ていただく道具です。
ただ、あまり切れ込みを入れ過ぎると、肉汁が出て来てしまうため、
本来はこのような下処理を必要としないお肉であればベストとも言えます。
ご使用方法は、まな板の上に肉を置いて、本体を肉の底部にまで軽く刺さるように垂直に押します。
状況に応じて、肉全体に当たるように繰り返します。
お手入れは、お湯ですすぐか、軽くブラシで洗浄いただきます。
なお、刃の部分を取り出して洗浄もできますので、お手入れのことが考慮されている道具です。
類似品で、刃の部分が取り出しにくい商品もありますが、その点でおすすめできます。
道具とあわせて、お肉は必ず常温に戻すこと、塩胡椒は焼く直前に振りかけることもご配慮下さい。
押さえることにより、15本の刃が同時に出て参ります。
使用しない時は、透明のカバーで安全に収納できます。
青い部分をずらしながら、刃の部分を少し押し出すだけで簡単に着脱できます。
刃が出て来るところの底部のカバーは、引き出して取り出せるので、
この部分もお手入れしやすくなっています。ただ、引き出すのには、やや力が必要です。
こちらの商品は、販売終了となりました。