ご近所の方が「電子レンジで発火した!」と言われていて、
改めて電子レンジの扱いには気を付ける必要があると感じました。
家電製品でも、取扱説明書をよく読んで使うことが基本ですが、注意点を整理させていただきます。
今一度、電子レンジの仕組みを
加熱講座のページ等で整理してみて下さい。
注意すべき主なポイントは、3つです。
「金属容器は使わない」「設定時間は短めに」「こまめに庫内の掃除を」
こちらは、シャープさんの
「間違っていませんか?電子レンジの使い方」を参考にさせていただきました。
電子レンジには使用できない容器があります。
代表的なものは金属素材のものですが、電磁波が容器を透過せず反射して火花が散ります。
まず、使用できる容器であるかを確認します。
また、加熱のし過ぎで、食材が炭になってしまい、次の段階では発火することがあります。
特に、水分が少ない食材を少量加熱する時などは、設定時間を短めに様子を見ながら加熱します。
加えて、こまめに庫内のお手入れをすることです。
庫内に汚れが残っていると、それが炭となり、
そこに電磁波が集中しやすくなり、発火の原因となることがあります。
「だから、電子レンジは危ない!」という答えを出すことは相応しいでしょうか。
昨今の風潮として、ユーザーが安全というものを誤解しているように感じます。
それは、起こった事象のみを見るだけで、自分で考えない、自分で判断しない状態となっているからです。
自分で考えることの前提でもある、その道具の正しい使い方を知ることが安全に通じます。
メーカーも販売店も、そんなユーザーを育てる必要があるでしょう。