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道具のアフターケア

2014年2月3日

電子レンジでの発火

ご近所の方が「電子レンジで発火した!」と言われていて、 改めて電子レンジの扱いには気を付ける必要があると感じました。 家電製品でも、取扱説明書をよく読んで使うことが基本ですが、注意点を整理させていただきます。 今一度、電子レンジの仕組みを 加熱講座のページ等で整理してみて下さい。 注意すべき主なポイントは、3つです。 「金属容器は使わない」「設定時間は短めに」「こまめに庫内の掃除を」 こちらは、シャープさんの 「間違っていませんか?電子レンジの使い方」を参考にさせていただきました。

電子レンジには使用できない容器があります。 代表的なものは金属素材のものですが、電磁波が容器を透過せず反射して火花が散ります。 まず、使用できる容器であるかを確認します。 また、加熱のし過ぎで、食材が炭になってしまい、次の段階では発火することがあります。 特に、水分が少ない食材を少量加熱する時などは、設定時間を短めに様子を見ながら加熱します。 加えて、こまめに庫内のお手入れをすることです。 庫内に汚れが残っていると、それが炭となり、 そこに電磁波が集中しやすくなり、発火の原因となることがあります。

「だから、電子レンジは危ない!」という答えを出すことは相応しいでしょうか。 昨今の風潮として、ユーザーが安全というものを誤解しているように感じます。 それは、起こった事象のみを見るだけで、自分で考えない、自分で判断しない状態となっているからです。 自分で考えることの前提でもある、その道具の正しい使い方を知ることが安全に通じます。 メーカーも販売店も、そんなユーザーを育てる必要があるでしょう。