料理道具専門店 フライパン倶楽部

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道具選びの眼

2012年8月9日

ブランドとは何か 続編

前回の「ブランドとは何か」に続きまして、 「ブランド」について改めて考えます。 (今回は別スタッフの文章となります。2人のスタッフが、 たまたま同じ時期に同じ内容の文章を書いていました。 趣旨は同じかもしれませんが、また違った視点をお楽しみ下さい。) さて、皆さんにとってのブランドとはどんなものでしょうか? 普段あまり考えないことに思いを巡らすと、モノの見方も変わってきそうな気がしませんか? 以下の文章を手がかりに、皆さんも考えてみて下さい。

ブランドを考える場合、身に付けるモノを思い浮かべると分かりやすいかもしれません。 ブランドに憧れはありますが、あまり興味がありません。 ただ、大切に愛用している時計は、王道的ブランドのもの。 気に入った時計を探すために、時計屋さんめぐりをしたのですが、 結局、自分が選んだものは有名なメーカーの時計でした。 そう思うと、やっぱりブランドの力はすごいと感じるのです。 これも今から10年以上前のこと。何年か先の自分を想像して、 背伸びの買い物が自分を高めてくれることを願っての大きな買い物だったのです。 どこかに見栄があった若いころとは違い、近頃はそのモノを身に付けていて心地よいかどうか、 私の場合の持ち物はそれに尽きることに気づいて、今の時計がより愛着を増しています。 外観のオーラの裏側にある「安心感・満足感、使うほどに増す愛着感やそのモノに込める思い等々」 の見えない部分での価値が大きいのではと思うのです。 これらがトータルにあってこその「ブランド」力なのかもしれません。 これは、見た目がいいだけのポッと出のモノ達とは大きな差がある気がしています。

料理道具のブランドもしかり。 ブランドの持つ、この「力」に注目しています。 ただ、フライパン倶楽部も一時はブランド商品の価格競争の流れに嫌気がさしてしまい、 いわゆる調理道具のブランド商品から距離を置いていた時期がありました。 商品の良さは認めているものの、、、そこには販売店としての葛藤がありました。 しかし、ここに来て、フライパン倶楽部内でも冷静に商品と向かい合うようになってきて、 毎朝行われる「朝のスタッフ会議」でも、 そのことが話題であがることが増えてきました。トータルでバランスのある「ブランド」の強み、、、品質の高さ、デザイン性、満足感。そして安心感。 料理道具専門店として、良質で底力のあるブランドアイテムを フライパン倶楽部なりに見直そうという流れができてきました。 そこで、フライパン倶楽部の視点から、ブランド力を感じる料理道具を 改めて少しづつご紹介していきたいと思っております。 まずは、代官山チェリーテラスが輸入するフランス製の クリステルのお鍋。 実店舗での指名買いの多いブランドです。 購入いただくお客様のほとんどは「クリステルがずっと欲しかった」の思いを温めて ご来店されますので、心はそのものに一直線で、満足感がより伝わってくるのです。 この空気感は接客していて私達が感じるうれしい空気なのです。

クリステルといえば、スマートでシャープなデザイン。 そして、入れ子にしまえる収納性の高さ。 ステンレスの厚みも十分で、料理を美味しく仕上げてくれます。 私も10年以上旧タイプの「グラフィット」を愛用していますが、 使うほどにその良さを実感できるお鍋です。 母娘の使用評価でも、 使い始め2年目、9年目と2回にわたって評価をしていますが、 9年目の評価が高くなっているのです。さらに今は12年目ぐらいになっているでしょうか。 ますます魅力を感じています。 お鍋の品質はもちろんですが、私がいいと思う点は、取っ手の着脱。 カチッと音がするので、着脱をしっかりと感じられるので安心です。 うっかりすることが多い私には、こういう小さなサインが重要なのです。 フラットなフタの良さも実感しています。 邪魔にならないですし、収納時も気持ちいい。 スマートなデザインはコンロに出したままでも気になりませんし、むしろお洒落。 最近のコンロはオープンになったタイプも多いので、 「デザイン」もかなり重要な要素になってきていると思います。 好みに合わせて選べるハンドルカラーもクリステルのすごみのひとつ。 1色でもすむのに、カラーを豊富に揃えて、 その人の好みに少しでも近づけようと満足度を高めることを怠りません。 そして、豊富なアイテム。基本のお鍋以外にも浅型、楕円型、フライパン、中華鍋、ミルクポット も揃います。 同じシリーズで揃ったキッチンは、想像するだけでも美しい空間ですよね。 そんなことが実現できるのもクリステルなのです。

さらに、売る側としても魅力を感じるのが、クリステルの輸入元・代官山のチェリーテラスさん。 代表の井出櫻子さんの販売姿勢に共感できる部分がたくさんあるのです。 展示会でお会いしてご挨拶をした時には、 フライパン倶楽部の代表の熱意を褒めていただいたことを覚えていますが、 そういう点を見てくださる「目」にも感激したのです。 井出さんの上品でありながら溢れ出るオーラは、クリステルが持つオーラと似ていると感じました。 これだけのブランド力があって、価格競争にも巻き込まれていないのは、 輸入元さんの芯ある販売姿勢だとも思うのです。(←これって、すごいこと。) 自分達が愛する道具達を丁寧に販売する姿勢には学ぶべきものがあり、 クリステルの商品そのものにも付加価値として、 モノを送り出している人々の熱い思いが入っていることも特筆すべきことのような気がしています。 ブランドが持つトータルバランス、その物をトータルで見ることのできる数少ない道具なのです。

そして、商品を送り出した後のアフターも充実しています。 買ってもらったら終わりではなく、その後も気持ちよくお使いいただくための フォローがきっちりとしているのです。 安心してお使いいただける点も、その商品の大事な価値に加わると思います。 価値を感じられる「クリステル」、価格だけを見たら高価なお鍋とは思いますが、 背景を知るとそれも妥当と思わせてくれるはず。 お使いいただいたら一生モノ。 大切に、そして安心してお使いいただけるお鍋の代表とも言える「クリステル」。 今一度、見直していただきたいお鍋です。 クリステルのお鍋を手に入れる時にはこんな背景を思い出していただけると、 より愛着のわく大切なモノになることと思います。 加えて、このように語れる料理道具ブランドはなかなかありませんが、 知名度はなくとも、作り手の熱意を感じさせてくれる職人魂のあるアイテムなども しっかり目に留めてご紹介していきたいです。 そして、そんな商品達を丁寧に販売して、お客様の手元にお届けすることが 私達の大切な仕事であることを日々強く感じています。 「ブランド」を考えたら、これからのお店のあり方が浮かび上がってきたようです。