料理道具専門店 フライパン倶楽部

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道具選びの眼

2010年6月3日・2020年10月23日改訂

日本の家庭にふさわしいお鍋

中尾アルミ製作所は、日本製のお鍋を自社工場でのみ製造する、国内屈指の品質を誇る優良メーカーです。 その中尾アルミ製作所の作る数多い鍋の中でも、家庭に向けておすすめしたいのが、 中尾アルミ打出料理鍋です。 特徴的なのは、鍋底に丸みがあり、上に向かって末広がりになり、横に長い形状。 日本の家庭でずっと使われてきた昔ながらの和風鍋とも表現できます。 さらに、打ち出すことで硬く丈夫になり、美しい槌目模様が、お鍋への愛着を増してくれます。

いつしか、日本人のお料理が洋風化しますと、お鍋までも洋風化してしまっているようです。 家庭用のお鍋のブランドと言えば、ルクルーゼ、ストウブ、ビタクラフト、ティファール、クリステルなどなど。 百貨店の品揃えに偏りがあるかもしれませんが、どれも欧米メーカーばかりで、 中尾アルミ製作所のような国産品が忘れられているようです。

ところが、幸いにも、職人世界では、中尾アルミ製作所をはじめ、 日本ブランドが認知されています。 そこで、考えてみたいのが、毎日どのようなお料理を作っているのか。 洋食を中心に作っているのであれば、洋風のお鍋でも良いでしょう。 しかし、日本人であれば、やはり和食中心の方が多いでしょう。 地産地消が見直されていますが、それは食材だけではなく、お鍋にも通じると思うのです。 その土地で作られたお鍋こそ、その土地の料理のことを一番意識して作られている。

和食を考えた時も、昔ながらの日本のお鍋こそ一番使いやすく理にかなっています。 そこで、中尾アルミ製作所のショップである「お鍋の博物館」の店長さんがコメントしていました。 「日本は昔からお米を炊くという文化があったので、先人たちは対流について 色々考えた結果、釜のように鍋底の丸いものが多いのではと思っております。」 ご飯を炊くことこそ、和食の基本なのでしょう。

この鍋底にこそ、欧米と日本のお鍋の違いが見えてきます。 欧米のお鍋は、鍋底が角ばっている、寸胴型のものが多い。 かたや、日本のお鍋は、鍋底に丸みがある。 丸みがあると、鍋内の水が対流しやすくなり、鍋側面にも熱を伝えやすくなります。 その結果、鍋内の温度をより均一にして、温度むらが少なくなる。 しかも、縁の汚れなど、さっと落としやすい。

この構造は、ご飯だけでなく、茹で物にも良いでしょう。 熱伝導の良いアルミ製なので、茹であがるまでの時間が早い。 釜あげうどんという名前から類推して、本来うどんは釜で茹でるものかもしれません。 「お鍋の博物館」でも、蕎麦(そば)茹でに、この料理鍋が選ばれるそうです。 お釜ほどの丸みはありませんが、それに近いということが理由のようです。 ならば、麺類の茹で物には重宝です。そこで、パスタ鍋を考えます。

パスタ鍋は、典型的な洋風スタイルの角ばったお鍋となります。 料理鍋と比較すると、パスタ鍋の縦長に対して、横長にはなりますので、容量たっぷりの点では同じです。 しかも、横長であることは、パスタを寝かせれば、最初からすべて漬かりますので、硬さにむらも出にくいでしょう。 また、縦長よりも横長の方が、熱源にあたる部分が広くなるので、鍋全体の熱効率も良いでしょう。 お手入れの面でも、個人的には、縦長よりも横長の方が洗いやすいと感じます。

さらに、吹きこぼれにくい構造になっています。 段付きですから、文化鍋のように蓋をやや中に入れ込みます。 そのため、蓋より上にもスペースと言いますか、 少し高さ(2〜3cm)があるので、吹きこぼれを防止になります。 また、板厚が2mmあるので、比較的厚手でもあり、煮物にもより対応します。 焦げ付きも少なくなります。しかも、アルミ製であれば、2mmでも軽くて扱いやすいのです。 その意味では、バランスのとれた厚みとも言えます。

かたや、ルクルーゼやステンレス多層の厚手のお鍋ですと、お湯が沸くまでに時間がかかります。 しかも、茹で物に対応する大きめサイズになれば、重くなるため、ついつい敬遠してしまう。 ところが、こちらのアルミの料理鍋は、大きいのに軽い。 また、料理という言葉をもつ日本人。 料とは計るを意味します。このお鍋内側には、メジャー目盛が刻印されています。

加えて、この料理鍋で、昔ながらの蒸し物ができます。 中華セイロを使った本格的な蒸し物です。 木製および竹製ですと、適度に水分を吸収してくれるので、 金属とは違い、水っぽくならず仕上がりが良くなります。 ところが、セイロを載せる鍋が、意外と見つからない。 そこで、穴明きプレートを、この料理鍋に置けば、 中華セイロを安定良く載せることができます。

そのままセイロを食卓に出しても、雰囲気がでますね。 昨今アフリカ生まれのタジン鍋が話題となっています。 もともと、タジンは、水の少ない地方で出来たお鍋です。いかに水を使わず調理ができるか。 しかし、日本は、水が豊富にある土地柄です。なぜ、タジンなのだろう。 その風土に感謝して、たっぷりの水を使って蒸すことの方が自然でしょう。 日本人なら、タジンよりも、セイロの魅力に気付きたいところです。

中華セイロに穴明きプレートをはさんで、お役立ていただけます。

改めて、この料理鍋は、たっぷりの容量があります。 置き場所の問題もあるのかもしれませんが、比較的大きめの鍋が家庭から消えてしまっています。 しかし、お料理は、多めに作った方が美味しい。 そして、多めに作ったら、冷凍するなどの保存で作り置きをしておけば、手間が省けます。 また、茹で物では、たっぷりのお水で茹でることが、麺類等は美味しく仕上がります。 和食を大切にする日本人にとって、今見直されるべきは、この料理鍋だと思います。