母娘の使用評価
現在のお鍋の主流とも言うべきステンレス鍋。 熱伝導が良く、お手入れも簡単、そしてステンレスの輝きが美しく外観も良いお鍋として人気の高いステンレス鍋。 フライパン倶楽部で発売以来人気の取っ手が取れて収納便利な 「クリステル社(フランス製)のお鍋」と「宮崎製作所の十得鍋(日本製)」は、 機能的にはほとんど同じお鍋ですので、購入に悩まれる方が多いので、、、 この両者を評価します!

「クリステル」vs 「十得鍋」

【母のコメント】
まずは十得鍋の感想を。以前に評価した内容と変わりなく使用感は快適! 取っ手を持った瞬間のフィット感が心地よく、 ハンドルのロックがしっかしていてグラつかずバランスの良いお鍋です。 ハンドルの角度も微妙に上向きなので持ちやすいです。 お鍋のかたちも底が丸くなっているので、 材料が混ぜやすく、洗いやすくなっています。 クリステルはデザイン・質ともに優れていますが・・・ ここがこうなったらなと思っていた部分が、 十得鍋では全てクリアーされています。 日本製らしく作りも磨きもとても丁寧です。 個人的には、デザイン(ちょっとボールのような?)がもう少しお鍋らしかったら 言うことありません。 これは好みの問題ね。 と言うことで、クリステルと十得鍋を比較してみましたが、今のところ十得鍋のほうが私には使いやすいです。 要するに、日本人向きに考えられたアイテムと言えるでしょうね。

クリステルもしっかりとしたお鍋で使いやすいのですが、 蓋のツマミがいまだになじめません。フランス製ということもあり、やっぱりこのお鍋はオーブン料理向きかしら。 私にとっては十得鍋のツマミの方が使いやすいですね。 娘はあのツマミが平らなのがいい面もあると言っていたので、なるほどなとは思いますが、 サッと取るときのことを考えると、十得鍋に軍配が! デザインよりも使いやすさを重視する私には十得鍋のほうが好みです。

【娘のコメント】
数年前からずっと同じサイズの「クリステル・グラフィット」と「十得鍋」を愛用しています。 母同様に「十得鍋」の以下の評価内容はほどんと変わることなくお気に入りのお鍋として愛用しています。 以前は十得鍋が上位感があったのですが、「クリステル」もかなりいい!お鍋と実感し、甲乙つけ難い評価です。

「クリステル」の魅力のひとつは洗練された外観だと思うのですが、 使ううちにそれだけでなく使い勝手もかなりいいことを実感。 ハンドル装着時の「カチッ」という音が、きちんと装着されたのを感じられて安心します。 ハンドルを取る時は熱いのが難点ですが、全体で安定感を感じます。 そして、クリステルの蓋はとてもいい。ペタンとしたフラットなツマミが便利だと感じることが多々あります。 それは収納時。蓋をしたままでも上に重ねて収納できるのは狭いキッチンにとってはありがたいこと。 また、調理中は蓋をひっくりかえしておいても安定感があるので、ちょっとしたバット代わりにもなること。 切った野菜を入れたりしてます。ただし、十得鍋のようにのせる蓋でなく、中にはめるようにできているので凹凸があり、少し洗いにくい面も、、、。 結構、蓋は邪魔になるものなのですが、クリステルの蓋は使わない時でも別の形で活躍してくれます。 冷蔵庫で保存する場合にもフラットなツマミのおかげで高さがなく、うちの冷蔵庫にはジャストサイズ! 我が家ではとっても重宝しているクリステルです。外観も変わらず素敵です。 ご飯を炊いても、煮物をしても美味しくできますよー。

十得鍋コメント・・・「とても使いやすい鍋です。 取っ手部分が安定しています。 洗いやすさに感激。! フランジが一体型になっているのでくまなく洗えます。 (クリステルは持ち手部分が溶接されています) 蓋も凹凸がないので洗いやすい。 ハンドルの取り外しも簡単です。 個人的にはクリステルのようにカチッと音がした方が好みです。 価格もお手ごろですし、おすすめです。 しいて言えば、デザインがもう少しスマートになったらなと思います。 これぞ日本製!と思える丁寧な造りで、メーカーさんの道具に対する思い入れを感じることができる フライパン倶楽部でもピカイチ!に入るお鍋へと成長しています。 お料理の仕上がりも抜群!!

気になるお料理の仕上がり感の違いは・・・十得鍋は厚みが全面同じ厚さのおかげか、 材料を炒める時に側面へのくっつきが少なく、より満遍なく仕上がるような気がします。 微妙な差ですが、十得鍋の方がいいかな?

トータル的に見ると、デザイン第一なら「クリステル」、 使い勝手第一なら「十得鍋」ってとこでしょうか。


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